コンセントの上下って、実は意味があるの?知らなかった安全の仕組み | 雑学VOD(ざつがくぼっど)
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コンセントの上下って、実は意味があるの?知らなかった安全の仕組み

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家の壁にあるコンセントって、よく見ると上下2つの穴がありますよね。

何気なくプラグを差してると思いますが、実はこの上下には大切な意味があるって知ってましたか?

「どっちでも同じでしょ?」って思うかもしれませんが、安全に電気を使うための重要な秘密が隠されていたんです。

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コンセントの穴って、上下で違うの?

コンセントをよーく見てみてください。

実は、上下の穴の大きさが微妙に違うんです。

右側の穴の方が、ほんの少し長くなっているはずです。

プラグの方も、よく見ると刃の幅が微妙に違うんですよ。

これって、単なる作りの違いではなく、ちゃんとした理由があるんです。

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なぜ上下に意味があるのか?主な理由

理由1:感電事故を防ぐため

コンセントには「ホット」と「コールド」という2つの線があります。

ホットは電気が流れてくる線、コールドは電気が戻っていく線です。

幅の狭い刃(右側)がホット、幅の広い刃(左側)がコールドに接続されるようになっています。

これで、電気製品の中でも安全に電気が流れるようになっているんです。

もし逆に差してしまうと、スイッチを切っても電気製品の中に電気が残ってしまう可能性があるんです。

理由2:アース(接地)の役割

3つ穴のコンセントの場合、真ん中の穴は「アース」という安全装置です。

これは電気の逃げ道を作って、感電や火災を防ぐ役割があります。

洗濯機や冷蔵庫など、水気のある場所で使う電気製品には、このアース線がついていることが多いんです。

理由3:電気工事の安全基準

電気工事士さんは、配線するときに必ずこの上下を正しく接続するように法律で決められています。

これを「極性」と呼ぶんです。

正しく配線されていれば、どのコンセントでも安全に電気製品を使うことができるんですね。

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世界各国のコンセント事情はどうなの?

面白いことに、世界中でコンセントの形は全然違うんです。

アメリカは日本と似ていますが、電圧が120Vと日本の100Vより高いです。

ヨーロッパは丸い穴が2つの「Cタイプ」、イギリスは四角い穴が3つの「Gタイプ」など、国によってバラバラなんです。

でも、どの国でも「安全第一」の考え方は共通しているんですね。

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関連する面白い豆知識

豆知識1:たこ足配線が危険な理由

たこ足配線をすると、1つのコンセントにたくさんの電気が流れます。

すると、コンセント自体が熱くなって火災の原因になることがあるんです。

コンセント1つあたりの安全な使用量は、だいたい1500Wまでとされています。

ドライヤー1台分くらいですね。

豆知識2:プラグを抜くときは本体を持つ

プラグを抜くとき、コードを引っ張っていませんか?

実は、これは危険なんです。

コードが切れて中の配線が見えると、感電の危険があります。

必ずプラグの本体部分を持って、まっすぐ抜くようにしましょう。

豆知識3:コンセントカバーの大切さ

小さいお子さんがいる家庭では、使っていないコンセントにカバーをつけることが大切です。

子どもが金属のものを差し込んで感電する事故を防ぐためです。

最近のコンセントには、自動的にシャッターが閉まる安全機能がついているものもあるんですよ。

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まとめ

コンセントの上下には、私たちの安全を守るための大切な意味があったんですね。

感電防止、アース機能、正しい配線など、見えないところでたくさんの工夫がされていたんです。

普段何気なく使っているコンセントですが、実はこんなに安全への配慮がされているなんて驚きですよね。

今度プラグを差すときは、「上下を正しく差そう」って意識してみてください。

そして次に気になるのは「なんで日本の電圧は100Vなの?」ということかもしれませんね。

実は、これにも明治時代からの歴史的な理由があるんですよ。

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