虹って、どうして7色に見えるの?意外すぎる理由が判明 | 雑学VOD(ざつがくぼっど)
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虹って、どうして7色に見えるの?意外すぎる理由が判明

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雨上がりの空に美しい虹がかかっているのを見たことありますよね。

「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」の7色の虹って、本当にきれいです。

でも、ふと疑問に思いませんか?「どうして虹は7色なんだろう?」って。

実は、この7色っていうのには、とっても面白い秘密が隠されているんです。

今回は、その謎を一緒に解き明かしていきましょう!

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虹ってどうやってできるの?

まずは、虹がどうやってできるかを簡単に説明しますね。

虹は、雨上がりに空気中に浮かんでいる小さな水滴に太陽の光が当たることでできます。

太陽の光って、実は色の大家族なんです。

普段は白っぽく見えますが、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫のいろんな色の光が仲良く手をつないで一緒にいるんです。

ところが、この光の大家族が水滴の中を通ると、みんなバラバラになっちゃうんです。

これは、色によって水滴の中を通るときの曲がり方が違うからなんですね。

赤い光は少しだけ曲がって、紫の光はたくさん曲がります。

そのおかげで、バラバラになった色たちが順番に並んで、美しい虹として私たちの目に見えるんです。

家にあるプリズムやCDにも光を当てると、同じような虹色が見えるのも同じ理由なんですよ。

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でも、本当に虹は7色なの?

ここで驚きの事実をお教えします。

実は、虹の色って「7色」って決まっているわけじゃないんです!

虹をよーく見てみてください。色と色の間に、はっきりとした境目がありますか?ないですよね。

虹は、赤から紫まで少しずつ変わっていく色のグラデーションなんです。

だから、本当は無限の色があるって言えるんです。

「じゃあ、なんで7色って言うの?」って思いますよね。

実は、これには面白い歴史があるんです。

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虹を7色にしたのは誰?驚きの理由

虹を7色って決めたのは、今から約300年前のイギリスの科学者、アイザック・ニュートンという人です。

りんごが木から落ちるのを見て「万有引力」を発見した、あの有名なニュートンです。

ニュートンは、プリズムを使って太陽の光を分ける実験をしました。

最初は「赤、黄、緑、青、紫」の5色だと思っていたんです。でも、なぜか7色にしたんですね。

その理由が、とっても面白いんです。

当時のヨーロッパでは、音楽がとても大切な学問だったんです。

そして、音楽の音階は「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ」の7つでしたよね。

ニュートンは「美しい虹も、美しい音楽と同じように7つであるべきだ!」って考えたんです。

そこで、もともとの5色に「橙(だいだい)」と「藍(あい)」を追加して、7色にしちゃったんです。

つまり、虹が7色なのは、科学的な理由じゃなくて、ニュートンが「音楽と合わせたかったから」という、ちょっと意外な理由だったんですね。

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世界各国ではどうなの?

実は、世界中で虹の色の数は違うんです。これもまた驚きですよね!

アメリカやイギリス:6色(藍色を数えない)

ドイツ:5色

ロシア:4色

一部のアフリカ:8色(黄緑を追加)

台湾の一部:3色

南アジアの一部:なんと2色!

同じ虹を見ているのに、国によってこんなに違うなんて面白いですよね。

これは、それぞれの国の言葉や文化によって、色の分け方が違うからなんです。

例えば、日本語では「青」と「緑」は別の色ですが、一部の言語では同じ色として扱われることもあるんです。

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関連する面白い豆知識

豆知識1:身近なところでも虹は見れる

虹は雨上がりだけじゃなく、身近なところでも見ることができます。

シャボン玉、CDやDVDの裏面、蛇口から出る水しぶき、ホースで水をまいたときなど、いろんな場面で小さな虹を見つけることができますよ。

豆知識2:虹には「主虹」と「副虹」がある

よく見ると、虹の外側にもう一本、うすい虹が見えることがあります。

これを「副虹(ふくにじ)」って言います。

面白いことに、副虹は主虹と色の順番が逆なんです。

つまり、外側から紫、藍、青、緑、黄、橙、赤の順番になっているんですよ。

豆知識3:虹は丸い

普通は半円の虹しか見えませんが、飛行機から空を見下ろすと、丸い虹が見えることがあります。

虹って、実は円形なんですね。

地上からは地面があるので半分しか見えないだけなんです。

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まとめ

虹が7色に見える理由、なるほどって感じですよね!

簡単にまとめると、虹は太陽の光が水滴の中でバラバラになってできる現象で、本当は無限の色があるんでした。

でも、ニュートンが音楽の7つの音階と合わせたくて、7色って決めたんですね。

そして、世界では国によって色の数が全然違うということも分かりました。

次に虹を見るときは、「この美しい虹は、実は科学と音楽が出会って生まれた7色なんだな」って思い出してみてください。

そして、「本当は何色に見えるかな?」って、自分の目で確かめてみるのも楽しいかもしれませんね。

ニュートンが決めた7色にとらわれずに、自分だけの虹の色を見つけてみてください!

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