新幹線のぞみ・ひかり・こだまの違いと特徴、選択方法を解説

東海道・山陽新幹線のチケット選びでは、「のぞみ」「ひかり」「こだま」という三つのオプションがあります。

それぞれの新幹線タイプをどう選ぶかは、その速度、価格、そして停車駅によって異なります。

一般的には、「のぞみ」が最も速く、料金も高価ですが、一方で「こだま」は速度は劣るものの、料金がリーズナブルです。

本記事では、それぞれの新幹線の特性を速度、価格、停車駅ごとに詳しく比較し、新幹線選びの際に役立つ情報を提供します。

東海道新幹線の選び方。「のぞみ」「ひかり」「こだま」の特性と違い

東海道新幹線には「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」という三つの列車タイプがあり、それぞれ速度、停車駅、料金が異なります。

この記事では、これらの違いを詳細に解説し、旅行者が最適な列車を選べるようにガイドします。

東海道新幹線では主にN700A型とN700S型が運用されています。

N700S型は2020年7月より運行開始され、全席にコンセントが完備されており、利便性が向上しています。

これらの車両はどの列車タイプにも使用され、最高速度300km/hで運行されていますが、座席の快適性や設備の差はほとんどありません。

「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の所要時間と停車駅数の違いを表で示します。

これにより、所要時間の差が主に停車駅数によって左右されていることが分かります。

東京から新大阪までの運行本数も列車タイプによって異なります。

以下の表に運行本数を示します。

列車タイプ	下り本数	上り本数	合計本数
のぞみ	83	81	164
ひかり	33	32	65
こだま	40	44	84

新幹線のチケット価格は、普通車の自由席がどの列車でも同額です。

指定席については、「のぞみ」がひかりやこだまより若干高価です。

以下の表は通常期の指定席料金を示しています。

列車タイプ	指定席料金（東京-新大阪）	自由席料金
のぞみ	14,720円	13,870円
ひかり・こだま	14,400円	13,870円

【お知らせ】2023年の年末からは、繁忙期に運行される「のぞみ」号の座席は、すべて指定席制となっています。

この情報を参考にして、目的地までの旅行時間、予算、利便性を考慮したうえで、最適な新幹線を選択してください。

新幹線選びにおける重要ポイントである料金と所要時間についての比較を表にまとめました。

この情報を参考に、各自のニーズに合った新幹線を選択することが可能です。

新幹線タイプ	自由席料金	指定席料金の比較	所要時間の特徴
のぞみ	統一価格	最も高い（少し差がある）	最も短い時間で到着
ひかり	統一価格	中間の価格設定	のぞみより少し長い
こだま	統一価格	最も安い（他とほぼ同じ）	最も長い時間がかかる