「あかりをつけましょ ぼんぼりに〜」の「うれしいひなまつり」、皆さん何度も歌ったことありますよね?
でも実は、この国民的童謡に間違いがあるって知ってました?
私、最初聞いた時「え〜ウソでしょ?」って思いましたが、調べてみたらマジでした!
しかも作詞者のサトウハチローさん本人も認めてるんです。
一緒にこの衝撃の真実を見てみませんか?
そもそも「うれしいひなまつり」の歌詞って覚えてる?【基本のき】
まず、問題の歌詞を確認してみましょう。特に2番と3番がポイントです
2番:「お内裏様とお雛様〜♪ 二人並んですまし顔〜♪」
3番:「赤いお顔の右大臣〜♪」
これ、普通に歌ってましたよね?
私もずっと何の疑問も持たずに歌ってました。
でも実は、この2箇所に大きな間違いがあったんです!
この歌は1936年(昭和11年)にレコード化されて、それ以来みんなに愛され続けてきた童謡。
でも、長年親しまれてきたからこそ、間違いも一緒に定着しちゃったんですね。
まさかの真実!みんなが間違えてる3つのポイント【真相解明】
間違いその1:「お内裏様とお雛様」って実は重複してた【みんなが勘違い】
「お内裏様」は男の人形、「お雛様」は女の人形だと思ってませんでした?
実は全然違うんです!
正しい意味
- 「お内裏様」:男女一対の雛人形の総称
- 「お雛様」:雛人形全体(三人官女も五人囃子も全部含む)
つまり「お内裏様とお雛様」って言った時点で、同じものを重複して言ってることになるんです。
正しくは「男雛(おびな)と女雛(めびな)」って呼ぶのが正解。
でも、この歌の影響でほとんどの日本人が間違った認識で覚えちゃったんですよね〜。
間違いその2:「右大臣」じゃなくて「左大臣」が赤い顔【ちょっと複雑な話】
「赤いお顔の右大臣〜」って歌詞、実は完全に左右が逆だったんです!
本当の話
- 右大臣:向かって左側、色白の若者
- 左大臣:向かって右側、赤い顔のおじいさん
なんで間違えたかというと、雛人形の「左右」は雛人形から見た左右なんです。
だから私たちが正面から見ると左右が逆になっちゃう。
ややこしいですよね!
赤い顔をしてるのは「白酒を飲んで酔っ払った左大臣のおじいさん」だったんです。
可愛いじゃないですか(笑)。
間違いその3:実はこの二人、大臣じゃなかった【一番驚きの真実】
さらに衝撃的な事実が!
実は「右大臣」「左大臣」って呼び方自体が間違いだったんです。
正式な名前
- 右近衛少将(うこんのしょうしょう):若い護衛
- 左近衛中将(さこんのちゅうじょう):年長の護衛
この二人は「随身(ずいじん)」って呼ばれる護衛の人たちで、政治をする大臣とは全然違う職業だったんです。
でも「右大臣・左大臣」の方が分かりやすいから、そう呼ばれるようになったんですね。
まだあった!うれしいひなまつりの深〜い豆知識【追い打ち情報】
豆知識1:作詞者が一番気にしてた【本人も認める間違い】
サトウハチローさん本人が、この間違いをとても気にしてたんです。
晩年まで「あの歌は間違いがあるから…」って言って、あまり歌いたがらなかったんですって。
でも、間違いがあってもこれだけ愛される歌を作ったってすごいですよね。
完璧じゃないからこそ、なんか親しみやすい感じもします。
豆知識2:「白い顔」に隠された悲しい話【作詞者の想い】
「よく似た官女の白い顔」って歌詞、実は作詞者の亡くなったお姉さんのことを歌ってるって説があるんです。
サトウハチローさんのお姉さんは、婚約中に18歳の若さで結核で亡くなってしまったんです。
「せめて歌の中だけでもお嫁に行かせてあげたい」って気持ちを込めたのかもしれません。
そう思うと「白い顔」も、ただの色白じゃなくて病気のことを暗示してるような…。
ちょっと切ない背景があったんですね。
豆知識3:実は海外でもカバーされてた【意外な国際的人気】
なんと、メキシコのロス・パンチョスっていうグループが1960年代にこの歌をカバーしてるんです!タイトルは「Pobres Huerfanitos(悲しきみなしご)」。
日本の童謡が海外でカバーされるなんて、すごいですよね。
間違いがあっても、メロディーの美しさは世界に通じるってことでしょうか。
【まとめ】国民的童謡の間違い、全部バレちゃった件!
さて、今回の衝撃調査結果をまとめると…
うれしいひなまつりの3つの間違い
- ❌ 「お内裏様とお雛様」:意味が重複してる
- ✅ 正解:「男雛と女雛」または「お殿様とお姫様」
- ❌ 「赤いお顔の右大臣」:左右が逆
- ✅ 正解:「赤いお顔の左大臣」
- ❌ 「右大臣・左大臣」:職業が違う
- ✅ 正解:「右近衛少将・左近衛中将(護衛の人)」
でも考えてみたら、間違いがあっても90年近く愛され続けてるって、すごい歌ですよね。
完璧じゃないからこそ、人間らしくて親しみやすいのかもしれません。
今度ひな祭りの時期になったら、家族や友達に「実はあの歌、間違いがあるんだよ〜」って教えてあげてください。
きっと「え〜知らなかった!」「作詞者さんも大変だったんだね」って盛り上がりますよ。
それにしても、こんな身近な童謡にも知らない歴史が隠されてたなんて、面白いですよね。
他の童謡も調べてみたら、もっと意外な発見があるかもしれません!
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