童謡「赤とんぼ」の歌詞で「おわれてみたのは〜」って部分、どう解釈してました?
私、恥ずかしながらずっと「追われて」だと思ってたんです!
でも調べてみたら、まさかの真実が判明しちゃいました。
今日は一緒にこの謎を解いてみませんか?
そもそも「おわれて」の候補って何があるの?【基本のき】
「おわれて」の音だけ聞くと、確かにいくつかの漢字が思い浮かびますよね。
代表的なのがこの3つです:
① 追われて:誰かに追いかけられている状態
② 終われて:何かが終わった状態
③ 負われて:背中に背負ってもらっている状態
正直、童謡の文脈で考えると「追われて」が一番しっくりくる気がしませんか?
赤とんぼを追いかけて見た、みたいな。
でも実は、これが大きな勘違いだったんです!
え?正解がまさかすぎた!【真相解明】
正解発表:実は「負われて」が正解だった!【みんなが思ってるアレじゃない】
そうなんです!正解は「負われて」でした。
つまり「背負われて見たのは」という意味だったんです。
私も最初聞いた時「え〜マジで?」って思いました。
これは作詞者の三木露風が実際に体験したことで、子守娘(姐や)の背中におんぶされながら見た夕焼けの赤とんぼのことを歌っているんです。
なんか想像しただけで、ほっこりしませんか?
なぜ多くの人が「追われて」だと思うの?【ちょっと意外な話】
これ、実は私たちが勘違いしちゃうのも無理ないんですよね。
だって
- 「赤とんぼを追いかける」って情景の方が分かりやすい
- 「負われて」なんて日常で使わない表現
- 音だけだと「追われて」の方が自然に聞こえる
でも考えてみたら、小さな子供が一人で赤とんぼを追いかけるより、お姉さんにおんぶされて見ている方が童謡らしいですよね!
この歌詞に隠された感動的な物語【一番驚きの真実】
実はこの歌、めちゃくちゃ深い話が隠されてるんです。
作詞者の三木露風は5歳の時に両親が離婚して、お母さんと生き別れになっちゃったんです。
その後、おじいちゃんの家で子守娘の「姐や」に育てられました。
「負われて見たのは」は、まさにその姐やの背中におんぶされて見た夕焼けの赤とんぼだったんです。
でも姐やも15歳で結婚して去って行っちゃって…。
「十五で姐やは嫁に行き、お里の便りも絶えはてた」って歌詞が、もう切なすぎますよね。
まだあった!赤とんぼの面白すぎる豆知識【追い打ち情報】
豆知識1:姐やって実の姉じゃなかった【家族関係の真実】
「姐や」を「お姉さん」だと思ってる人多いんですが、これも実は違うんです!
「姐や」っていうのは、昔の言葉で「若い女中さん」や「子守娘」のことを親しみを込めて呼ぶ言葉だったんですって。
三木露風には実際にお姉さんはいなかったそうです。
だから「姐や」=子守娘が正解なんですね。
豆知識2:この間違い、模擬試験にも出た【学校のテスト話】
面白いエピソードがあって、昔の大学受験の模擬試験で「赤とんぼの『姐や』とは誰のことか?」って問題が出たそうなんです。
選択肢は
①近所の仲良しお姉さん
②実の姉
③奉公に来ている娘
④叔母
多くの受験生が②を選んだけど、正解は③だったんですって。
現代の私たちには「子守奉公」なんて馴染みがないから、間違えちゃうのも当然ですよね〜。
豆知識3:実は季節のズレもある【ちょっとした発見】
よく見ると、赤とんぼは秋の風物詩なのに、「桑の実を摘んだ」は初夏の出来事なんです。
これって時系列がごちゃ混ぜになってるように見えますが、実は大人になった露風が秋の赤とんぼを見て、幼い頃の色んな思い出を一気に思い出してるからなんですね。
思い出って、そういうものですよね。
一つの景色から、バーッと色んな記憶が蘇ってくる感じ。
【まとめ】童謡の歌詞クイズ、スッキリ解決!
さて、今回の調査結果をまとめると…
「おわれて」の正解は「負われて」!
- ❌ 追われて:赤とんぼを追いかけて見た
- ❌ 終われて:何かが終わって見た
- ✅ 負われて:子守娘の背中におんぶされて見た
しかも、この歌詞の背景には作詞者の切ない実体験が隠されていました。
お母さんと離ればなれになって、優しい姐やに育てられたけど、その姐やもお嫁に行ってしまって…。
美しいメロディーの裏に、こんなに深い物語が隠されてたなんて、知らなかったですよね!
次回誰かと「赤とんぼ」を歌う機会があったら、ぜひこのお話をしてみてください。
「え〜知らなかった!」
「私も追われてだと思ってた!」って絶対盛り上がりますよ〜。
それにしても、日本の童謡って本当に奥が深いですね。
他にも「実は知らなかった歌詞の意味」とか、調べてみたくなっちゃいました。
皆さんも気になる童謡があったら、ぜひ調べてみてくださいね!
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