カブトムシって夜にしか見かけないですよね?
昼間はどこにいるんだろうって、子供の頃から不思議に思ってました。
でも、調べてみたら想像を超える衝撃的な真実があったんです!
実は、カブトムシって「被害者」だったかもしれないんですよ。
一緒にこの驚きの謎を解いてみませんか?
そもそもカブトムシって本当に夜行性?【基本のき】
今まで「カブトムシは夜行性」って当たり前に思ってましたよね?
でも実は、最近この常識がひっくり返される発見があったんです!
なんと埼玉県の小学6年生(当時)の男の子が、「カブトムシは夜行性じゃない」って研究結果を発表して、アメリカの科学雑誌にまで掲載されちゃったんですよ!
その子が観察したのは、庭のシマトネリコという木。
そこに集まるカブトムシたちが、昼間でも平気で樹液を吸ってたんです。
2年間で162匹も個体識別して調査するなんて、もうプロの研究者レベルですよね!
え?カブトムシって実は被害者だった!【真相解明】
でも、なんで今まで夜行性だと思われてたんでしょうね?
実は、ここに衝撃の真実が隠されてたんです!
理由その1:暑さを避けてる【従来の説】
まず、みんなが知ってる理由から。
カブトムシって黒い体をしてるから、太陽の熱をすごく吸収しちゃうんです。
夏の日差しに当たると、あっという間に体温が上がりすぎて危険なんですって。
だから涼しい夜に活動してるって言われてたんですね。
確かに理にかなってます!
理由その2:樹液が夜に出る【これも従来の説】
カブトムシの大好物の樹液って、昼間に葉っぱで作られたデンプンが夜になって木全体に運ばれる時に、傷口からしみ出るんです。
だから夜の方が美味しい樹液がたくさん出るって説もありました。
なるほど〜って感じですよね!
理由その3:オオスズメバチがいじめてた【衝撃の新事実】
ところが!
2022年に山口大学がとんでもない発見をしちゃったんです。
これ、本当にビックリしました!
研究者たちがクヌギの木を観察してたら、夜中に平和に樹液を吸ってたカブトムシたちが、明け方5時頃になると突然オオスズメバチに襲われて、次々と木から叩き落とされたんです!
しかも、たった5分間で10匹以上いたカブトムシが全部追い払われちゃった。
カブトムシの方が体大きいのに、スズメバチの方が強いなんて…!
まだあった!カブトムシの切ない真実【追い打ち情報】
豆知識1:スズメバチを除去したら昼まで活動した【実験結果】
研究者たちがスズメバチの飛来を阻止する実験をしたら、なんとカブトムシがお昼頃まで平気で樹液場にいたんです!
これって、カブトムシは本当は昼間でも活動したいのに、スズメバチが怖くて夜しか出てこれなかったってことじゃないですか。
なんか可哀想になっちゃいました…。
豆知識2:カラスも天敵だった【昔からの脅威】
スズメバチだけじゃなくて、昼間に活動するカラスもカブトムシの大敵なんです。
カラスって目がいいから、昼間だとカブトムシを見つけやすいんですって。
昼はカラス、明け方はスズメバチって、カブトムシって四面楚歌じゃないですか!
豆知識3:体の色も生存戦略だった【隠れる工夫】
カブトムシの黒っぽい体の色って、実は夜の暗闇に紛れるためでもあったんです。
天敵から身を隠すための迷彩だったんですね。
でも、その黒い色のせいで昼間は熱くなりすぎちゃうっていう、なんとも皮肉な話です。
【まとめ】カブトムシの夜行性の謎、スッキリ解決!
いかがでしたか?
カブトムシが夜行性なのって、単純に「夜が好きだから」じゃなくて、実は生き抜くための必死の選択だったんですね!
スズメバチに追い回され、カラスに狙われ、昼間は暑すぎて動けない。
そんな過酷な環境の中で、カブトムシたちは夜という時間帯を選んで生きてきたんです。
でも小学生の研究で「実は昼間でも活動したいんじゃない?」っていう新発見があったり、最新の研究で「スズメバチのいじめが原因かも」って分かったり。カブトムシの世界って、思ってたより複雑で深いんですね。
今度カブトムシを見かけたら、「この子たちも大変な思いして生きてるんだな」って、ちょっと応援したくなりませんか?
ちなみに、この話、友達に「カブトムシって実は…」って話し始めたら、絶対「え〜そうなの?」って驚かれること間違いなしですよ!
特にスズメバチのいじめの話は、大人でもビックリしちゃいます。
次回は、トンボがホバリングできる驚きの秘密についてお話しする予定です。お楽しみに!