信号が縦になってる地域があるのはなぜ?雪国ならではの工夫 | 雑学VOD(ざつがくぼっど)
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信号が縦になってる地域があるのはなぜ?雪国ならではの工夫

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普段見慣れている信号機って、横に3つ並んでいますよね。

でも、日本の一部の地域では縦に並んでいる信号機があるって知ってましたか?

なんで同じ日本なのに違いがあるんでしょうか?

実は、これには雪国ならではの工夫と、みんなが安全に使えるための配慮が隠されていたんです。

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縦の信号機って、どこにあるの?

縦型の信号機は、主に雪の多い地域で使われています。

北海道、東北地方、新潟県、長野県の一部などで見ることができるんです。

特に北海道では、ほとんどの信号機が縦型なので、本州から行った人はびっくりすることが多いんですよ。

でも、なんで雪の多い地域だけ縦型にする必要があるんでしょうか?

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なぜ縦型なのか?主な理由

理由1:雪が積もりにくいから

横型の信号機だと、信号の上に雪が積もっちゃうんです。

特に一番上の赤信号に雪が積もると、ライトが見えなくなって危険ですよね。

でも縦型なら、信号の上面が斜めになっているので、雪が積もりにくいんです。

これで、雪が降っても信号がちゃんと見えるんですね。

雪国に住む人たちの安全を守るための、とても実用的な工夫だったんです。

理由2:強風に強い構造

雪国は風も強いことが多いです。横型の信号機は風の抵抗を受けやすくて、強風で揺れたり、最悪の場合は倒れたりする危険があります。

縦型の信号機は、風の抵抗を受ける面積が小さいので、強風にも負けない構造になっているんです。

理由3:色覚に配慮した並び順

実は、縦型信号機には色覚の違いに配慮した工夫もあるんです。

横型だと「右から何番目が赤」と覚える必要がありますが、縦型なら「一番上が赤」と覚えやすいんです。

色の区別がつきにくい人でも、位置で判断できるようになっているんですね。

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世界各国の信号機事情はどうなの?

面白いことに、世界の信号機の配置はさまざまなんです。

アメリカでは横型が基本ですが、一部の州では縦型も使われています。

イギリスでは縦型が標準で、赤・黄・緑の3色に加えて、黄と赤が同時に点灯する4パターンもあるんです。

中国では横型が多いですが、最近は縦型も増えてきているそうです。

どの国も、その国の事情に合わせて工夫しているんですね。

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関連する面白い豆知識

豆知識1:信号機の色の並び順は世界共通

縦型でも横型でも、赤・黄・緑の並び順は世界でほぼ統一されています。

縦型なら上から赤・黄・緑、横型なら左から赤・黄・緑(日本では右から赤・黄・緑)です。

これは国際的な取り決めによるもので、外国人でも安心して運転できるようになっているんです。

豆知識2:日本で最初の信号機は手動だった

日本初の信号機は1930年に東京の日比谷交差点に設置されましたが、なんと手動で操作していたんです。

警察官が手でレバーを操作して、信号を切り替えていたんですよ。

自動で切り替わる信号機が普及したのは、戦後になってからなんです。

豆知識3:信号機のLEDは省エネ効果がすごい

最近の信号機はLEDライトを使っています。従来の電球と比べて、消費電力が約8分の1になったんです。

全国の信号機をLEDに変えることで、原発1基分の電力を節約できるとも言われているんですよ。

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まとめ

縦型の信号機は、雪国の厳しい環境に対応するための工夫だったんですね。

雪の積もりにくさ、強風への耐性、そして色覚への配慮まで考えられた、とても合理的な設計だったんです。

同じ信号機でも、地域の特性に合わせてこんなに工夫されているなんて、面白いですよね。

今度雪国に行ったときは、ぜひ縦型信号機を探してみてください。

そして次に気になるのは「なんで信号機の色は赤・黄・緑なの?」ということかもしれませんね。

実は、この色の選び方にも科学的な根拠があるんですよ。

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