彼岸明け(ひがんあけ)とは、お彼岸7日間の最終日のことです。
2027年の彼岸明けは、
- 春彼岸:3月24日(水)
- 秋彼岸:9月26日(日)
です。
彼岸明けというと、
「最終日には何をすればいい?」
「お墓参りは彼岸明けでも大丈夫?」
「お供え物や花は片付けるの?」
と迷うこともありますよね。
結論からいうと、彼岸明けだから必ず行わなければならない特別な儀式はありません。
お墓参りをしたり、仏壇に手を合わせたり、お供え物を整えたりしながら、ご先祖や故人を思って過ごせばよいでしょう。
この記事では、2027年の彼岸明けの日程から、意味・計算方法・過ごし方・お墓参り・お供え物の扱いまでわかりやすく解説します。
彼岸明けとは?
彼岸明けとは、春彼岸・秋彼岸が終わる最終日のことです。
お彼岸は、春分の日または秋分の日を中日として、その前後3日を合わせた7日間です。
| 日 | 呼び方 |
|---|---|
| 1日目 | 彼岸入り |
| 4日目 | 中日 |
| 7日目 | 彼岸明け |
つまり、
春分の日・秋分の日の3日後=彼岸明け
となります。
「彼岸明け」という言葉は、お盆の送り火のようにご先祖を送り出す日という意味ではありません。
あくまで、お彼岸という7日間の期間が終わる日を表します。
2027年の彼岸明けはいつ?
2027年は春分の日が3月21日、秋分の日が9月23日です。
そこから3日後が彼岸明けになります。
2027年春の彼岸明け
2027年の春彼岸は、次の日程です。
| 内容 | 日付 |
|---|---|
| 彼岸入り | 3月18日(木) |
| 中日・春分の日 | 3月21日(日) |
| 彼岸明け | 3月24日(水) |
したがって、2027年春の彼岸明けは3月24日(水)です。
2027年秋の彼岸明け
2027年の秋彼岸は、次の日程です。
| 内容 | 日付 |
|---|---|
| 彼岸入り | 9月20日(月) |
| 中日・秋分の日 | 9月23日(木) |
| 彼岸明け | 9月26日(日) |
したがって、2027年秋の彼岸明けは9月26日(日)です。
彼岸明けはどうやって計算する?
彼岸明けの日は簡単に計算できます。
覚え方は、
春分の日・秋分の日+3日=彼岸明け
です。
春の彼岸明けの計算方法
2027年の春分の日は3月21日です。
3日後なので、
3月21日+3日=3月24日
となります。
秋の彼岸明けの計算方法
2027年の秋分の日は9月23日です。
3日後なので、
9月23日+3日=9月26日
となります。
お彼岸全体は「春分・秋分の前後3日」と覚えておけば、彼岸入りや彼岸明けの日も簡単に確認できます。
彼岸明けには何をする?
彼岸明けだからといって、全国共通で必ず行わなければならない特別な儀式はありません。
お彼岸の最終日として、それぞれの家庭でできる形でご先祖や故人を供養します。
お墓参りをする
まだお墓参りができていない場合は、彼岸明けにお参りしても問題ありません。
彼岸明けもお彼岸の7日間に含まれています。
お墓を掃除し、
- 花を供える
- 線香をあげる
- 手を合わせる
など、普段のお墓参りと同じようにお参りすればよいでしょう。
仏壇に手を合わせる
自宅に仏壇がある場合は、彼岸明けにも手を合わせてご先祖や故人を偲ぶことができます。
彼岸明けだから特別なお経や儀式が必要というわけではありません。
普段どおりのお参りでも十分です。
お供え物を整理する
彼岸明けを一区切りとして、仏壇のお供え物を整理する家庭もあります。
ただし、食べ物を彼岸明けまで7日間ずっと置いておく必要はありません。
傷みやすいものは、衛生面を考えて早めに下げましょう。
彼岸明けのお墓参りで気になること
彼岸明けのお墓参りについては、「最終日でもいい?」「過ぎたらダメ?」と気になる人も多いでしょう。
彼岸明けにお墓参りしてもいい?
問題ありません。
彼岸明けは、お彼岸の期間に含まれています。
そのため、
「中日までに行かなかったから遅い」
ということはありません。
家族の予定や天候に合わせて、お彼岸の期間中の都合のよい日にお参りすれば大丈夫です。
彼岸明けを過ぎてからお墓参りしてもいい?
彼岸明けを過ぎても、お墓参りをして問題ありません。
お墓参りは、お彼岸の期間だけに限定されているものではありません。
仕事や体調、天候などで期間中に行けなかった場合は、無理をせず都合のよい日にお参りすればよいでしょう。
彼岸明けのお供え物や花はどうする?
彼岸明けになると、「お供え物や花を全部片付けるの?」と疑問に思うことがあります。
扱いは、お供え物の種類によって考えるとわかりやすいです。
食べ物のお供え
ぼたもち・おはぎ、果物、お菓子などの食べ物は、傷む前に下げます。
「彼岸明けまで供え続けなければならない」という決まりはありません。
下げた食べ物は、食べられる状態であれば家族でいただくこともあります。
また、お墓に供えた食べ物は、動物による被害や墓地の衛生管理のため、お参り後に持ち帰るのが基本です。
仏壇の花
仏壇の花は、彼岸明けになったからといって必ず片付ける必要はありません。
まだきれいに咲いている場合は、そのまま供えておいても構いません。
枯れたり傷んだりしたら交換しましょう。
お墓の花
墓地の花についても、彼岸明け当日に必ず撤去するという全国共通の決まりはありません。
ただし、寺院や霊園によって管理ルールが異なる場合があります。
墓地を利用している施設のルールを優先してください。
彼岸入り・中日・彼岸明けの違い
お彼岸には、「彼岸入り」「中日」「彼岸明け」という3つの言葉があります。
| 名称 | 意味 | 日程 |
|---|---|---|
| 彼岸入り | お彼岸が始まる日 | 春分・秋分の日の3日前 |
| 中日 | お彼岸の真ん中の日 | 春分の日・秋分の日 |
| 彼岸明け | お彼岸が終わる日 | 春分・秋分の日の3日後 |
それぞれ特別な別行事というより、7日間のお彼岸の中でどの位置にあたるかを表す言葉と考えるとわかりやすいでしょう。
彼岸入りについては、こちらでも詳しく解説しています。
お彼岸の中日についてはこちらです。
彼岸明けまでにやることはある?
彼岸明けまでに、必ずすべて済ませなければならないことはありません。
お彼岸には一般的に、
- お墓参り
- お墓の掃除
- 仏壇の掃除
- 花や食べ物のお供え
- ご先祖や故人を偲ぶ
といったことを行う家庭があります。
ただし、仕事や家庭の事情でできないこともあります。
大切なのは、形式だけにこだわることではなく、できる範囲でご先祖や故人を思うことです。
彼岸明けの翌日は何かする?
彼岸明けの翌日に、全国共通の特別な行事を行う決まりはありません。
普段どおりに過ごして構いません。
仏壇のお供え物や花などを整理する場合も、必ず翌日に行う必要はありません。
家庭の都合に合わせて整えればよいでしょう。
彼岸明けにやってはいけないことはある?
彼岸明けだからという理由で、特別に禁止されていることは基本的にありません。
たとえば、
- 結婚式
- 引っ越し
- 旅行
- 買い物
などをしてはいけないという全国共通の仏教上の決まりがあるわけではありません。
ただし、家族や地域、宗派によって慣習がある場合は、それぞれの考え方を尊重するとよいでしょう。
彼岸明けとお盆の「送り」とは違う
彼岸明けとお盆の最終日は、意味が異なります。
| 行事 | 最終日の考え方 |
|---|---|
| お彼岸 | 彼岸明け=7日間のお彼岸が終わる日 |
| お盆 | 送り火など、ご先祖の霊を送り出す風習がある |
お彼岸では、お盆のように「ご先祖が帰ってきて、最後に送り出す」という考え方が基本になっているわけではありません。
そのため、彼岸明けを「ご先祖を送り出す日」と覚えるのは避けた方がよいでしょう。
2026年・2027年・2028年の彼岸明け一覧
前後の年も比較しておくと、日付が毎年少し変わることがわかります。
| 年 | 春の彼岸明け | 秋の彼岸明け |
|---|---|---|
| 2026年 | 3月23日 | 9月26日 |
| 2027年 | 3月24日 | 9月26日 |
| 2028年 | 3月23日 | 9月25日 |
春分の日・秋分の日が年によって変わるため、彼岸明けの日付も変わります。
彼岸明けについてよくある質問
彼岸明けとは何ですか?
お彼岸7日間の最終日のことです。
春分の日・秋分の日の3日後にあたります。
2027年の春の彼岸明けはいつ?
2027年3月24日(水)です。
2027年の秋の彼岸明けはいつ?
2027年9月26日(日)です。
彼岸明けにお墓参りしてもいい?
問題ありません。
彼岸明けもお彼岸の期間内です。
彼岸明けを過ぎてからお墓参りしてもいい?
問題ありません。
お墓参りは、お彼岸以外の日に行っても構いません。
彼岸明けにはお供え物を下げる?
彼岸明けを一区切りとして下げても構いません。
ただし、食べ物は傷む前に下げることが大切なので、彼岸明けまで置いておく必要はありません。
彼岸明けはご先祖を送り出す日?
お盆の送り火のような意味ではありません。
彼岸明けは、お彼岸という7日間の期間が終わる日を表します。
彼岸明けには特別な儀式が必要?
全国共通で決められた特別な儀式はありません。
お墓参りや仏壇へのお参りなど、それぞれの家庭に合った形でご先祖や故人を偲べばよいでしょう。
まとめ|2027年の彼岸明けは春3月24日・秋9月26日
彼岸明けとは、お彼岸7日間の最終日です。
2027年は、
春の彼岸明け:3月24日(水)
秋の彼岸明け:9月26日(日)
となります。
覚え方は、
「春分・秋分の日+3日=彼岸明け」
です。
彼岸明けだからといって、特別な儀式を必ず行う必要はありません。
お墓参りをしたり、仏壇に手を合わせたり、お供え物を整えたりしながら、ご先祖や故人を思って穏やかにお彼岸を締めくくればよいでしょう。