「auとKDDIって同じ会社なの?」
「スマホはauなのに、請求書や契約書にはKDDIと書いてあるのはなぜ?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
結論からいうと、
KDDIは会社名、auはKDDIが展開するブランド名です。
つまり現在は、「auという会社」と「KDDIという会社」が別々に存在しているわけではありません。
簡単に表すと、
KDDI株式会社 → auブランド
という関係です。
さらにKDDIは、auだけでなく「UQ mobile」や「povo」といった通信ブランドも展開しています。
この記事では、
- auとKDDIの違い
- auとKDDIは同じ会社なのか
- UQ mobile・povoとの関係
- なぜ請求書にKDDIと表示されるのか
- KDDIとauの歴史
までわかりやすく解説します。
auとKDDIの違いを簡単にいうと?
auとKDDIの一番大きな違いは、会社名なのかブランド名なのかです。
| 項目 | KDDI | au |
|---|---|---|
| 正体 | 会社名 | ブランド名 |
| 正式名称 | KDDI株式会社 | au |
| 主な位置づけ | 通信を中心にさまざまな事業を展開する企業 | KDDIが展開する事業・通信ブランド |
| 関係 | auなどのブランドを展開 | KDDIが展開するブランド |
覚え方は、
KDDI=会社
au=ブランド
でOKです。
そのため、「auとKDDIは同じ会社?」と聞かれた場合は、
「auは会社名ではなく、KDDIが展開しているブランド」
と答えるのが正確です。
ちなみに、同じように「会社名とサービス名・ブランド名の関係がわかりにくい」という例はほかにもあります。
なぜauとKDDIという2つの名前があるの?
理由は、企業名と消費者向けブランド名を使い分けているからです。
これは通信業界だけに限った話ではありません。
企業が会社名とは別に商品やサービスのブランドを展開することは珍しくありません。
KDDIの場合、私たちがスマートフォンや携帯電話を利用するときに目にする機会が多いのが「au」です。
一方、
- 契約
- 請求
- 企業情報
- 株主向け情報
- ニュースリリース
などでは、正式な会社名である「KDDI株式会社」が使われます。
そのため、
「auで契約したのに、なぜKDDIと書いてあるの?」
という疑問が生まれやすいわけです。
請求や契約でKDDIと表示される理由については、こちらでも詳しく解説します。
auなのに請求元がKDDIなのはなぜ?契約・請求名が違う理由を解説
auとは?
auは、KDDIが展開しているブランドです。
現在KDDIでは、auを事業ブランドと通信ブランドを兼ねるブランドとして位置づけています。
スマートフォンや携帯電話だけでなく、「au」の名称を使ったさまざまなサービスがあるため、一般の利用者にとっては「KDDI」より「au」の方が身近かもしれません。
その結果、
au=会社名
と思われることがあります。
しかし現在の正式な会社名は、あくまでKDDI株式会社です。
KDDIとは?
KDDIは、日本の大手通信会社です。
正式名称はKDDI株式会社。
携帯電話だけでなく、固定通信や法人向け通信など幅広い事業を展開しています。
個人向けモバイル通信では、複数のブランドを使い分けています。
au
auはKDDIの代表的なブランドです。
通信サービスだけでなく、auの名称を使ったさまざまなサービスが展開されています。
UQ mobile
UQ mobileもKDDIの通信ブランドです。
auとは料金体系やサービス設計などが異なるため、
「同じKDDIなのに何が違うの?」
と疑問を持つ人も多いでしょう。
詳しくはこちらで比較します。
UQ mobileとauの違いとは?同じKDDIなのに何が違う?
povo
povoもKDDI系の通信ブランドです。
オンラインを中心としたサービス設計や「トッピング」という仕組みなど、auとは異なる特徴があります。
auとの違いはこちらで詳しく解説します。
au・UQ mobile・povoの違いは?
現在のKDDIを理解するなら、au・UQ mobile・povoの3ブランドの関係を知っておくとわかりやすくなります。
大まかな位置づけを整理すると次のとおりです。
| 名前 | 位置づけ |
|---|---|
| KDDI | 会社名 |
| au | KDDIの事業・通信ブランド |
| UQ mobile | KDDIの通信ブランド |
| povo | KDDI系の通信ブランド |
つまり、
au・UQ mobile・povoが、それぞれまったく無関係な通信会社というわけではありません。
ただし、料金プランや申込方法、サポート方法などには違いがあります。
3ブランドの関係をまとめて知りたい場合はこちらです。
au・UQ mobile・povoは同じ会社?KDDIの3ブランドの違いを解説
個別に比較したい場合は、こちらも参考にしてください。
auとKDDIの関係は昔から同じだった?
現在は、
KDDI=会社名
au=ブランド名
と考えればわかりやすいのですが、歴史をたどると少し複雑です。
2000年に「au」ブランドがスタート
2000年7月、IDOとセルラーグループが全国統一の移動体通信ブランドとして「au」を開始しました。
つまり、「au」というブランドは現在のKDDIにつながる企業再編の途中で誕生しています。
2000年に現在のKDDIにつながる会社が誕生
2000年10月には、
- DDI
- KDD
- IDO
の3社が合併しました。
そして2001年4月に、現在のKDDI株式会社という社名になりました。
「KDDIって何の略?」
「どうしてこの会社名になったの?」
という疑問については、こちらで詳しく解説します。
KDDIとは何の略?社名の由来とKDD・DDI・IDOの関係を解説
過去には「株式会社エーユー」も存在した
ここが少しややこしいポイントです。
2000年11月には、セルラーグループ7社が合併して株式会社エーユーが発足しています。
つまり歴史上は、「au」という名前を持つ会社が実際に存在した時期があります。
その後、2001年10月にKDDIが株式会社エーユーを合併しました。
したがって、
「昔からずっとauは単なるブランドだった」
と説明すると、歴史的には正確ではありません。
現在は、
KDDI株式会社がauブランドを展開している
という関係になっています。
KDDIは3つの会社が合併してできた?
現在のKDDIにつながる大きな転換点が、2000年10月の合併です。
合併したのは、
- DDI
- KDD
- IDO
の3社です。
そして2001年4月に「KDDI株式会社」へ社名変更されました。
ここで、
「KDDとDDIを合わせてKDDI?」
と思うかもしれません。
会社名の由来や3社の関係については、以下の記事で詳しく整理します。
KDDIとは何の略?社名の由来とKDD・DDI・IDOの関係を解説
なぜauの請求書にKDDIと書いてあるの?
auを利用しているのに、契約書や料金の支払いなどで「KDDI」という名前を見て、
「別の会社から請求されている?」
と思うことがあります。
しかし、
au=ブランド名
KDDI=会社名
という関係を知れば理解しやすくなります。
利用者向けには「au」というブランドを前面に出していても、契約や請求などでは正式な会社名が表示されることがあります。
そのため、
auを利用しているのにKDDIと表示されていること自体は不自然ではありません。
この疑問だけを詳しく知りたい場合はこちらです。
auなのに請求元がKDDIなのはなぜ?契約・請求名が違う理由を解説
「auとKDDIは同じ会社」と言ってもいい?
日常会話では、
「auとKDDIは同じ会社だよ」
でも大まかな意味は伝わります。
ただし、厳密にはauそのものは現在の会社名ではありません。
より正確に説明するなら、
「KDDIという会社がauというブランドを展開している」
となります。
また、
KDDIがauの親会社
という説明も、現在のauとの関係を表すには適切ではありません。
親会社・子会社というより、
会社とブランドの関係
だからです。
au・KDDIについてよくある質問
auは会社名ではないの?
現在のauはKDDIが展開するブランドです。
正式な会社名はKDDI株式会社です。
KDDIはauの親会社?
現在のauは会社ではなくブランドなので、「親会社・子会社」の関係として考えるのは適切ではありません。
KDDI=会社、au=ブランド
と考えるとわかりやすいでしょう。
au株式会社は存在する?
現在のauはKDDIのブランドですが、過去には「株式会社エーユー」という会社が存在しました。
2000年に発足し、2001年にKDDIへ合併されています。
UQ mobileもKDDI?
UQ mobileは現在KDDIの通信ブランドです。
auとの具体的な違いはこちらで解説します。
UQ mobileとauの違いとは?同じKDDIなのに何が違う?
povoもKDDI?
povoもKDDI系の通信ブランドです。
auとの違いはこちらで詳しく解説します。
au・UQ mobile・povoは全部同じ?
同じブランドではありません。
KDDIのマルチブランド展開の中で、それぞれ異なる特徴を持っています。
3つの関係はこちらでまとめています。
au・UQ mobile・povoは同じ会社?KDDIの3ブランドの違いを解説
KDDIはいつできた?
DDI・KDD・IDOが2000年10月に合併し、現在のKDDIにつながる会社が誕生しました。
2001年4月に「KDDI株式会社」へ社名変更されています。
ドコモとNTTもauとKDDIのような関係?
似て見えますが、企業構造までまったく同じというわけではありません。
NTTとドコモの関係はこちらで整理します。
まとめ|KDDIは会社名、auはブランド名
auとKDDIの違いを一言で表すなら、
KDDI=会社名
au=KDDIが展開するブランド名
です。
ポイントをまとめると、
- auとKDDIは別々の通信会社ではない
- 現在の正式な会社名はKDDI株式会社
- auはKDDIが展開するブランド
- KDDIはau・UQ mobile・povoなどを展開している
- 2000年7月にauブランドがスタート
- 2000年10月にDDI・KDD・IDOが合併
- 2001年4月にKDDI株式会社へ社名変更
- 過去には「株式会社エーユー」も存在した
- 株式会社エーユーは2001年にKDDIへ合併された
- 「KDDIがauの親会社」というより「会社とブランド」の関係と考える方が正確
「auとKDDIって何が違うの?」
と聞かれたら、
「KDDIが会社名で、auがブランド名」
と覚えておけばわかりやすいでしょう。

