「エモい」って言葉、みなさん普通に使ってますよね?
でも、この言葉の本当の語源を知ったら、めちゃくちゃ驚きますよ!
一緒に言葉の謎解きに挑戦してみませんか?
そもそも「エモい」って何?【基本のき】
「エモい」は、心が揺さぶられた時に使う若者言葉ですよね。
「感動した」「切ない」「なんとも言えない気持ち」を表現する時に使います。
例えば、夕焼けを見て「エモい」、昔の写真を見つけて「エモい」、好きな曲を聴いて「エモい」みたいな感じで。
この言葉、2016年に三省堂の「今年の新語」で2位になって一気に有名になったんです。
それまでは音楽好きの人たちが使ってる程度だったのに。
でも、この「エモい」の本当の語源、実はとんでもない秘密が隠されていたんです!
え?「エモい」語源の真実って実は複雑だった!【真相解明】
語源その1:英語「emotional」説【一番有名なアレ】
これは皆さんもご存知ですよね。
英語の「emotional(エモーショナル)」が縮まって「エモい」になったという説。
「感情的な」という意味のemotionalから来てるから、感情が動かされた時に使うのも納得!って感じで、多くの人がこの説を信じてます。
確かに筋は通ってるし、わかりやすいですよね。
語源その2:音楽ジャンル「Emo」説【ちょっと意外な話】
実は音楽業界では、1980年代から「エモ」というジャンルがあったんです。
正式には「Emo(イーモウ)」って発音します。
感情的でメロディアスな音楽で、切ない歌詞が特徴。
このジャンルを聴いた時の気持ちを「エモい」って表現するようになって、それが音楽以外にも広がったという説なんです。
音楽好きの間では、2000年代初頭からすでに「エモい」って言葉が使われてたらしいですよ。
語源その3:古典日本語「えもいわれぬ」説【一番驚きの真実】
ここからが本当に驚きなんですが、実は日本語の「えもいわれぬ」が語源だという説があるんです!
「えもいわれぬ」って「何とも言い表せない」「形容しがたい」という意味の古典日本語。
これの「えも」の部分が「エモ」になって、現代風に「エモい」になったっていう説です。
つまり、現代の「エモい」と1000年前の「えもいわれぬ」、実は同じ気持ちを表現してたってこと!これってロマンチックすぎません?
まだあった!「エモい」の面白すぎる豆知識【追い打ち情報】
豆知識1:三省堂選考委員の感動コメントがエモすぎる【選考秘話】
2016年に三省堂の「今年の新語」で2位になった時、選考委員の飯間浩明先生がこんなコメントを残してるんです。
「『いとあはれ』と言っていた昔の宮廷人は、現代に生まれていたら『超エモい』と表現していたはず」って。
つまり、平安時代の貴族も現代の若者も、同じ感情を抱いてたってことなんです!
豆知識2:実は音楽業界出身説が最有力?【業界関係者証言】
音楽ライターの証言によると、2000年代前半のバンドマンたちが「エモい」を普通に使ってたらしいんです。
で、そのバンドマンと付き合った女子高生が使い始めて広まったって説もあります。
つまり、emotional → Emo音楽 → エモい → 一般化、という流れが一番自然かも。
豆知識3:「エモい」は外来語の形容詞化という超レア現象【言語学的奇跡】
実は外来語が「〜い」の形容詞になるのって、めちゃくちゃ珍しいんです。
「ナウい」「エロい」「グロい」くらいしか例がない。
「エモい」は言語学的にも貴重な存在だったんですね。
【まとめ】「エモい」語源の謎、スッキリ解決!
「エモい」の語源、想像以上に深い話でしたよね!
3つの説があるけど、どれも間違いじゃなくて、むしろ全部が絡み合って今の「エモい」が生まれたのかもしれません。
英語のemotional、音楽のEmo、古典の「えもいわれぬ」。
全部が「言葉にできない感情」を表現してる。
そう考えると、人間って1000年前から同じような気持ちを抱いて、それを表現したがってたんですね。
平安時代の人も現代の人も、心の奥底は変わらない。
今度「エモい」って言う時は、「実はこの言葉、1000年の歴史があるんだよ」って自慢できちゃいますね!
そういえば、他の若者言葉も意外な語源があるのかな?気になったら、ぜひ調べてみてくださいね!