「KDDIって何の略?」
「KDDとDDIをくっつけた名前なの?」
「auとの関係は?」
と疑問に思ったことはありませんか?
結論からいうと、KDDIという現在の会社名は、DDI・KDD・IDOという3社が2000年に合併した歴史と深く関係しています。
KDDI公式の沿革によると、
2000年10月にDDI・KDD・IDOが合併
↓
2001年4月にKDDI株式会社へ社名変更
という流れです。
そのため、KDDIを理解するには「略語の意味」だけを見るより、3社がどのように一つの会社になったのかを知る方がわかりやすいでしょう。
この記事では、
- KDDIとは何の略なのか
- KDD・DDI・IDOとはどんな会社だったのか
- なぜ3社が合併したのか
- auとの関係
- 過去に「株式会社エーユー」があった理由
までわかりやすく解説します。
KDDIとは何の略?
「KDDI」という名前を見ると、
KDD+DDIなのでは?
と思う人も多いでしょう。
実際、現在のKDDIにつながる会社は、2000年に
- DDI
- KDD
- IDO
の3社が合併して誕生しています。
ただし、KDDI公式の現在の沿革では、
「KDDIはこの英語4単語の頭文字です」
という形で単純な略語展開を説明しているわけではありません。
そのため、記事で無理に英単語へ分解するより、
KDDIという社名は、KDD・DDIなど旧会社の名称を受け継ぎながら生まれたもの
と理解する方が安全です。
KDDIはどうやって誕生した?
現在のKDDIにつながる大きな転換点は、2000年の3社合併です。
DDI・KDD・IDOが2000年に合併
KDDI公式の沿革によると、2000年10月に、
- DDI
- KDD
- IDO
が合併しました。
新会社は当初「株式会社ディーディーアイ」という商号で発足し、KDDIというコーポレートブランドを使用しました。
2001年にKDDI株式会社へ社名変更
翌2001年4月に、正式な会社名がKDDI株式会社へ変更されました。
つまり、
2000年:3社合併
↓
2001年:KDDI株式会社へ
という流れです。
KDDとはどんな会社だった?
KDDは、国際通信を中心に発展した通信会社です。
KDDI公式の沿革では、1998年にKDDとテレウェイジャパンが合併し、「KDD株式会社」となったことが確認できます。
その後、2000年にDDI・IDOと合併して、現在のKDDIにつながりました。
つまりKDDは、現在のKDDIを構成した主要企業の一つです。
DDIとはどんな会社だった?
DDIは、現在のKDDIの前身となった会社です。
KDDI公式の投資家向けFAQによると、DDIの前身は1984年に設立された「第二電電企画」で、その後DDIへ名称変更されています。
DDIは長距離通信などの事業を展開し、2000年にKDD・IDOと合併しました。
合併後も当初は「株式会社ディーディーアイ」という商号が使われています。
IDOとはどんな会社だった?
IDOも、現在のKDDIにつながる企業の一つです。
携帯電話事業を展開していた会社で、セルラーグループとともにモバイル通信を担っていました。
KDDI公式の沿革では、1999年にIDOとセルラーグループがcdmaOneの全国シームレスネットワークを完成させ、EZwebを開始したことが確認できます。
そして2000年にはDDI・KDDと合併しました。
なぜDDI・KDD・IDOは合併したの?
3社は1999年に合併の基本合意を発表しています。
当時の公式発表では、通信市場の自由化や技術進歩によって競争が激しくなる中、総合通信事業者として競争力を高めることが合併の背景にありました。
それぞれ、
- 国際通信
- 長距離通信
- 携帯電話
など異なる強みを持つ企業が一つになることで、幅広い通信サービスを提供できる会社へ成長していったわけです。
auはKDDIより先にあった?
ブランドとしてのauは、現在のKDDI株式会社という社名が正式に誕生する前から存在しています。
2000年7月にauブランドがスタート
KDDI公式の沿革では、2000年7月にIDOとセルラーグループが全国統一の移動体通信ブランドとして**「au」**を開始しています。
その後、
2000年10月:DDI・KDD・IDOが合併
2001年4月:KDDI株式会社へ社名変更
という流れです。
つまり、auブランドの開始は「KDDI株式会社」という正式社名になるより前でした。
auとKDDIの現在の関係についてはこちらで詳しく解説しています。
auとKDDIって同じ会社なの?違いと関係をわかりやすく解説
「株式会社エーユー」は本当に存在した?
存在しました。
KDDI公式の沿革によると、2000年11月にセルラーグループ7社が合併し、株式会社エーユーが発足しています。
その後、2001年10月にKDDIが株式会社エーユーを合併しました。
そのため、
「auは昔からずっとブランド名だけだった」
と説明するのは正確ではありません。
歴史を整理すると、
auの歴史
- 2000年7月:全国統一ブランド「au」開始
- 2000年11月:株式会社エーユー発足
- 2001年10月:KDDIが株式会社エーユーを合併
- 現在:auはKDDIのブランド
となります。
現在のKDDIとauの関係は?
現在は、
KDDI=会社名
au=KDDIが展開するブランド
です。
KDDI公式でも、auを事業ブランド・通信ブランドとして位置づけています。
また、
- UQ mobile
- povo
などもKDDIの通信ブランドとして展開されています。
3ブランドの違いについてはこちらで詳しく比較しています。
au・UQ mobile・povoは同じ会社?KDDIの3ブランドの違いを解説
KDDIの名前を普段あまり見ないのはなぜ?
一般の利用者が普段接するサービスでは、「KDDI」よりも「au」というブランド名を見る機会が多いためです。
たとえば、
- auスマートフォン
- au Style
- auひかり
- au PAY
など、「au」の名前が前面に出ています。
一方、
- 契約
- 請求
- 企業情報
- IR情報
- 法人向け情報
などでは「KDDI」という会社名が使われます。
そのため、
「auは知っているけれどKDDIはよく知らない」
という人がいても不思議ではありません。
なぜauの請求書にはKDDIと書かれるの?
理由は、auがブランド名でKDDIが会社名だからです。
サービス上ではauと表示されていても、契約や請求では正式な会社名であるKDDIが表示されることがあります。
詳しくはこちらで解説しています。
auなのに請求元がKDDIなのはなぜ?契約・請求名が違う理由を解説
KDDIは現在どんなブランドを持っている?
モバイル通信では、主に次の3ブランドがあります。
au
KDDIの中心的な事業・通信ブランドです。
UQ mobile
KDDIの通信ブランドで、料金とサービスのバランスを重視した位置づけです。
auとの違いはこちらで詳しく解説しています。
UQ mobileとauの違いとは?同じKDDIなのに何が違う?
povo
KDDIの通信ブランドで、オンラインを中心にトッピング方式で利用するのが特徴です。
auとの違いはこちらです。
KDDIとNTTは同じ会社?
同じ会社ではありません。
KDDIとNTTは別の企業グループです。
また、「NTTとドコモ」の関係も「KDDIとau」とまったく同じ構造ではありません。
詳しくはこちらで解説します。
KDDIとソフトバンクも別会社?
はい。
KDDIとソフトバンク株式会社は別会社です。
またソフトバンクには「Y!mobile」というブランドがあり、
「ソフトバンクとワイモバイルは別会社なの?」
と疑問に思う人も多いでしょう。
こちらで詳しく整理します。
KDDIについてよくある質問
KDDIとは何の略?
現在のKDDIは、DDI・KDD・IDOの合併によって誕生した企業です。
公式沿革では「この4文字が現在この英語4単語の略」といった単純な説明より、3社合併と社名変更の歴史が示されています。
KDDとKDDIは同じ会社?
現在は同じ会社ではありません。
KDDは旧会社の一つで、2000年にDDI・IDOと合併し、現在のKDDIにつながりました。
DDIとKDDIは同じ会社?
DDIはKDDIの前身となった会社です。
DDIは2000年にKDD・IDOと合併し、2001年にKDDI株式会社へ社名変更しました。
IDOは今もある?
現在、当時のIDOが独立した携帯電話会社として存在しているわけではありません。
2000年にDDI・KDDと合併しています。
auはKDDIより先にできた?
auブランドは2000年7月に開始されました。
KDDI株式会社という正式社名になったのは2001年4月なので、ブランド開始の方が先です。
au株式会社は昔あった?
はい。
2000年11月に株式会社エーユーが発足し、2001年10月にKDDIへ合併されました。
KDDIとauは現在同じ会社?
現在のauは会社名ではなくKDDIのブランドです。
詳しくはこちらです。
auとKDDIって同じ会社なの?違いと関係をわかりやすく解説
まとめ|KDDIはDDI・KDD・IDOの合併から誕生した
KDDIの歴史をまとめると、
- DDI・KDD・IDOの3社が2000年に合併
- 合併後は株式会社ディーディーアイとして発足
- KDDIというコーポレートブランドを使用
- 2001年4月にKDDI株式会社へ社名変更
- auブランドは2000年7月にスタート
- 2000年11月には株式会社エーユーも発足
- 2001年10月にKDDIが株式会社エーユーを合併
- 現在のauはKDDIのブランド
となります。
「KDDIとは何の略?」
と考えるときは、単純な英単語の頭文字として覚えるより、
KDD・DDI・IDOなど複数の通信会社が統合して誕生した会社名
と理解すると、KDDIとauの関係までわかりやすくなります。