女優の長澤まさみさんが出演した台湾ドラマ「ショコラ」。
長澤まさみさんの可愛さだけでなく、話題となったのが流暢な中国語。「え!ぺラペラだ!」。
今回は長澤まさみが中国語で出演した台湾ドラマ「ショコラ」のキャスト、あらすじ、ネタバレ含む感想、みどころを紹介します。
長澤まさみが中国語で出演ドラマ「ショコラ」の主なキャスト
ランジェンロン(藍正龍)/チンシーウー(秦是吾)役
1979年生まれ、台湾出身、俳優
主な出演作品
台湾ドラマ
- 花より団子
- アウトサイダー~闘魚~
- P.S.男
- マジで君に恋してる
- 僕らのメヌエット
- 私の隣に元カレ
台湾映画
- おばあちゃんの夢の恋人 など
長澤まさみ/辰巳千恵役・母親役の施瑪亞役の2役
1987年生まれ、日本出身
主な出演作品
中国映画
- 太平輪(ザ・クロッシング Part1)
- 太平輪~彼岸(ザ・クロッシングPart2)
- 唐人街探偵 東京MISSION など
マールーロン(馬如龍)/マイソンチ(麥松奇)役
1939年生まれ、2019年没、台湾出身、俳優
主な出演作品
台湾映画
- 海角七号~君想う
- 国境の南~
- モンガに散る など
長澤まさみが中国語で出演ドラマ「ショコラ」のあらすじ
黒いスーツを着た集団が、横断歩道でひとりの男を取り囲み、占拠している。
男は、何やら決断した様子。
3ヶ月後。若い男が、刑務所から出所しようとしていたが、門の中で立ち止まる。
男は、看守に「もう、ここには来るなよ。」と言ってほしかったようだ。
看守は、男の希望どおりに声をかける。
男は、血連組の組員で秦是吾。
彼は、門の外でたくさんの人間が、自分を出迎えてくれるものと思っていたが、誰もいない。
仕方なく、彼は組の事務所に向かうが、そこは暴力団事務所の跡形もなく、ケーキ屋となっていた。
そこへ年配のパティシエが現れるが、それは血連組組長の麥松奇だった。
3ヶ月前、彼は組を解散し、亡くなった妻の施瑪亞(シーマーヤー)の夢だった、ケーキ屋を開店したのだった。
戸惑いを隠せない是吾が、彼に怒りをぶつけているところに、若い女性が荷物を持って現れる。
彼女は、施瑪亞の前の夫との間の娘、辰巳千恵。
彼女は、母親も暮らした家で、松奇たちと一緒に住むことになるが・・・。
長澤まさみが中国語で出演ドラマ「ショコラ」のみどころ
千恵の父親は、経営していた会社を倒産させて借金があり、ヤクザに追われる身。
彼女は、父親所有の台湾の別荘で隠れていたが、松奇を頼って訪ねてきた。
彼女は、幼い自分を捨てた母親と、自分から母親を奪った彼を恨んでいた。
自分に反発する千恵に手を焼きながらも、松奇は彼女を心配していた。 自分が愛した人の娘だから。
是吾も、世話になった瑪亞姐さんの為に、千恵を守ると心に決めていた。
千恵は、松奇から渡された大きな箱を開ける。
中には、母親から彼女へのバースデープレゼントとカードが、何年分も入っていた。
母親を想い、声をあげて泣く千恵。
チェロを学ぶ彼女が、優秀だと聞いていた松奇は、台湾の音大に編入させる。
千恵が弾く、チェロの音色を聴いた是吾は、ある人を思い出す。
千恵が誘拐され、助けに行った是吾が重傷を負い、一時は命も危ない状態だったが、助かる。
意識を取り戻した彼に、抱きついて泣く千恵を見て、松奇は彼女の是吾への好意を察する。
千恵の反発も収まり、松奇の家は落ちつきを取り戻し始めていた。
しかし、是吾は千恵が忘れた楽譜を持って学校へ行き、凌奈奈(リンナイナイ)と顔を合わせる。
彼女は、千恵のチェロの講師で、是吾と昔付き合っていた。
当時、極道に生きていた是吾は、彼女が止めるのも聞かず、襲われた松奇の仇を取りに、稲重会に乗り込んでいった。
彼女とは、それっきりになっていた。
是吾にとって、奈奈は特別な存在。一緒に施設で育った2人は、家族であり恋人でもあった。
その話を聞いた千恵は、複雑な気分になる。
そして彼には、もう1人大切な人が。
同じ施設で育ち、血連組でも一緒だった楚椎名(チュー・ジュイミン)。
奈奈が、彼と交際していると聞き、是吾は荒れるが、彼らを祝福すると決める。
椎名は、長く裏社会にいて、かなり厄介な連中と関係していた。
彼と親しい是吾は、身を隠すことに。
逃亡先で命を狙われた彼は、無理やりついてきた千恵に、助けられる。
長澤まさみが中国語で出演ドラマ「ショコラ」のネタバレ含む感想
日本の漫画が原作の、台湾ドラマ「ショコラ」です。
漫画原作のドラマは、テンポよく話が進むので、楽しく見られました。
台湾ドラマ「ショコラ」は、長澤まさみの可愛さが際立つドラマであり、流暢な中国語に驚かされる作品でした。
長澤まさみが演じる千恵は、表現が豊かでまっすぐに自分の思いを話す人。とても愛らしかったです。
実は、瑪亞は千恵と離れることができず、一緒に台湾に来ていた。
ところが、夫の弁護士に子供を返さなければ訴えると言われ、彼女は千恵を手放すしかなかった。
千恵は、母親にちゃんと愛されていたんですね。
逃亡先で、危険を乗り越えた是吾と千恵は、愛しあう仲になっていた。
しかし、是吾は松奇から「瑪亞と同じ道を歩ませたくないから、千恵を遠ざけろ。」と言われてしまう。
千恵は「本当は私が好きなんでしょ?」と彼に聞く。
「お前が思うよりもずっと、俺はお前が好きだ。」と答えるのを聞いて涙をこぼす千恵。切ないわぁ。
是吾は、血連組の再興を決める。稲重会に拉致された千恵の父親を助けることと皆を守るため。
再興を反対する松奇と、舎弟1人と、是吾を煩わせたくない千恵を残して、彼は松奇の家を出る。
稲重会に、松奇の家に残った舎弟を殺され、血連組と稲重会は全面抗争に。
そんな中、松奇の是吾に関する秘密が明らかになる。
それは、松奇が是吾の両親を殺害していたというもの。
長年、罪の意識に苦しんだ彼は、是吾に両親の仇を取らせようとする。
千恵の父親を助けた際「本当の父親は松奇だ」と告げられた是吾は苦悩するが、稲重会の謝澤が準備した拳銃で、是吾は松奇を撃ち、謝澤は是吾を撃った。
半年後。日本に帰国していた千恵は、お墓参りで台湾の血連組墓地を訪れる。
帰り道、彼女は「ケーキハウス・マヤ」というケーキ屋を見つける。
お店には松奇と是吾の姿が。2人は生きていた!
稲重会会長の右腕だと思われていた謝澤は、実はインターポールの潜入捜査官で、稲重会を探っていた!
彼に「捜査に協力してくれるなら、松奇とお前は見逃す。もう、この世界に戻るな。」と言われた是吾は、協力する事にしたのだった。
是吾にプロポーズされ、喜びを爆発させる千恵。
よかったねぇ。納得のエンディングです。色々、びっくりしたけどね(笑)
秦是吾役の藍正龍も素敵だったけど、私は謝澤役の和田哲史にハマりました。すごく素敵でした。
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