韓国映画「スカーレットレター」は、2004年のミステリーサスペンス作品で、主演の女優イ・ウンジュの自殺の大きな原因となった作品でした。
今回は、韓国映画「スカーレットレター」がイ・ウンジュ自殺の原因のなった状況について調査し、まとめました。
イ・ウンジュの遺作韓国映画「スカーレットレター」はAmazonプライムビデオで配信されています。
スカーレットレターのベッド・トランクがイ・ウンジュ自殺の原因?
「スカーレット・レター」 주홍글씨 THE SCARLET LETTER 2004年
— gojyappe (@gojyappe) July 5, 2022
「イ・ウンジュ」さんを極端な選択させるきっかけの一つになった作品とのことで
妄想膨らみまくったけど…
人相が「火の鳥」の時と変わってて…
演技凄いと思うけどな~
撮影環境が悪かったのかな?
違ったドキドキで映画見たの初めて pic.twitter.com/w8z8UXPKJy
韓国映画「スカーレットレター」がイ・ウンジュ自殺の原因となった理由には2つあります。
スカーレットレターのベッドシーンを所属事務所に強要された
イ・ウンジュは、2005年2月22日に自らこの世を去っています。この事件発生後にイ・ウンジュの遺書から発見されたのです。
3枚に渡る遺書の内容は「根本的な…原因…やらなかったら、こんなことはなかったはずなのに、どうして私にあんな本を渡したのか、どうして強要したのか、どうして信じろと言ったのか…」という文が入っていたと言います。
ここでいう『本』とは、韓国の映画界では通常、シナリオを現す言葉として使われているとか。
遺書でイ・ウンジュは「よく笑い、よく泣いて、よく眠る、とても明るくて可愛い子だったのに…今は自分の感情一つ、うまくコントロールできない人間になってしまいました」と、自分で自分の気持ちをコントロールできないで苦しんでいることを告白しています。
さらに「毎日繰り返しています。1年前の今日に帰りたいと。プライドも底をついたし…もう、こんなのは嫌です。(中略)お母さんの話を聞いていると、今の私の状況とは、とても違う話をしています。だからといって、どうすればいいのか分かりません」と。
韓国映画「スカーレットレター」への出演を後悔している様子が伝わります。
【関連記事】韓国映画「スカーレットレター」の気まずいシーンは?怖いシーンは何分から?
スカーレットレターのトランクのシーンが地獄だった
韓国映画「スカーレットレター」は、オム・ジウォン演じる妻と、イ・ウンジュ演じる愛人、ソン・ヒョナ演じる、とある事件の被害者の未亡人、3人の女とそれぞれ関係を持つ、ハン・ソッキュ演じる刑事ギフンの物語を通じて、悲劇的な運命に陥る人間の姿を描いた作品です。
スカーレットレターでイ・ウンジュは、全裸で登場するラブシーンなど全部で3シーンを撮影し、最後はトランクに閉じ込められ、血まみれになった状態で死を迎えるシーンを演じています。
ハン・ソッキュとの不倫と、オム・ジウォンとの同性愛など、本当に狂ってしまったのかと感じるようなキャラクターを演技なければならなかったのです。
2004年10月のインタビューでイ・ウンジュは「出演決定は簡単な事ではありませんでした。映画の人物(カヒ役)から抜け出せずに不眠症に悩まされています」と語っていて、特にトランクのシーンについては「本当に死にたいと思うほど、地獄でした」と言っていました。
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イ・ウンジュとは?
#生きててほしかった俳優
— 蜜流(みつる)。 (@sakkysakky1) October 7, 2022
イ・ウンジュ。
生きていたら今でも活躍していたはず……
物静かな表情と演技が好きだったなぁ……
おすすめの代表作
『ブラザーフッド』(映画)
『火の鳥』(ドラマ) pic.twitter.com/mMRWOlwSmA
韓国の女優。
映画「ブラザーフッド」の主演女優として一躍有名になり、その後の活躍も期待されていたが、2005年2月22日に、盆唐(ブンダン、ソウル市近郊の高級住宅街)の自宅で亡くなっているところを兄によって発見される。24歳という若さだった。
2004年10月に公開された映画「スカーレットレター」(原題『朱紅の文字』)でベッドシーンを所属事務所になかば強いられて演じたことが不眠症につながり、同時にうつ病を発症し苦しんでいたことが遺書から発覚した。
そして遺書がマスコミに公開されると、韓国芸能界に大きな衝撃を与えた。
韓国映画「スカーレットレター」がイ・ウンジュの遺作となった。
出演映画
- オー!スジョン(2000年)
- バンジージャンプする(2001年)
- 白い部屋(2002年)
- 永遠の片想い(2002年)
- 愛と、死を見つめて(2003年)
- オー!マイDJ(2004年)
- ブラザーフッド(2004年)
- スカーレットレター(2004年)
テレビドラマ
- カイスト(1999年)
- 火の鳥(2004年)
スカーレットレターのベッド・トランクがイ・ウンジュ自殺の原因!?のまとめ
韓国映画「スカーレットレター」は、2004年のミステリーサスペンス作品で、主演の女優イ・ウンジュの自殺の大きな原因となった作品でした。
実際に韓国映画「スカーレットレター」を視聴してみると、無駄に濡れ場が多く、狂気じみたシーンが多く、観ていて気が重くなる作品でした。
個人的にはイ・ウンジュさん、とっても綺麗な女優さんだった…という印象で、惜しいなぁと感じました。
演技も上手だったのに、なぜこの作品に出演しなければならなかったのかと思いながら、みてしまいました。
イ・ウンジュの遺作韓国映画「スカーレットレター」はAmazonプライムビデオで配信されています。
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