韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」は、所属事務所より番組プロデューサーや広告主である企業の重役に性接待を強要されていたことを理由に、2009年に亡くなった韓国の女優チャン・ジャヨンをモデルにした実話と言われています。
今回は、韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」について紹介していきます。

韓国芸能界の闇を描いた問題作、韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」の無料配信先はこちらでまとめています。
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」は実話!モデルの女優はチャン・ジャヨン
この美しいお姉さまの名はチャンジャヨン(享年29)、2年間で30人100回に及ぶ性接待を強要され、うつ病を併発し自宅で自殺。彼女の残した手記に相手の名が記載、ジャヨンリストとして物議。ちなみにデビューはロッテのCMから。リアル性奴隷 pic.twitter.com/MdjwNFAiV7
— nipponia 日本 (@kmkarumia3187) June 28, 2014
- 名 前: チャン・ジャヨン (장자연/Jang JaYeon)
- 生年月日: 1980年 1月 25日
- 没年月日: 2009年 3月 7日
- 身長/体重: 168cm
- カテゴリ: 女優
- デビュー: 2006年 CM「ロッテ製菓」
チャン・ジャヨンは人気ドラマ「花より男子」の韓国版に美女三銃士役で、出演中でしたが、放送終了の3週間前に亡くなりました。
亡くなった原因はうつ病との発表でしたが、のちに所属事務所より番組プロデューサーや広告主である企業の重役に性接待を強要されていたことが本当の原因だとわかったのです。
チャン・ジャヨンの自殺事件から発想し、韓国芸能界の暗部を生々しく描く問題作、性接待や間接殺人といった韓国芸能界のタブーを描いた社会派作品、韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」。
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」では、映画監督やプロダクション社長、最大手新聞社トップにより蹂躙された若い女優の無念を、熱血記者や女性検事が必死で晴らそうとします。
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」のキャスト
イ・ジャンホ役/マ・ドンソク

韓国の俳優、1971年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- アリバイ株式会社
- いかさま師
- 強敵たち
- 不汗党(プランダン)
- ヒット
韓国映画
- ある母の復讐
- FLU 運命の36時間
- 殺人者
- 罠~Deep Trap~
- 奴隷の島、消えた人々
- 新感染 ファイナル・エクスプレス
- 悪人伝
- 犯罪都市
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キム・ミヒョン検事役/イ・スンヨン
韓国の女優、1968年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- ウエディングドレス
- 砂時計
- 初恋
- スカーレットレター -裏切りの代償-
- ハッピーエンディング
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韓国映画
- 憎くてももう一度
- うつせみ
- アリス:ワンダーランドから来た少年
新人女優・ジヒ役/ミン・ジヒョン
韓国の女優、1984年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- 私の警官
- 若さの素晴らしさ
- サーヴァント、バンジャの語られざる物語
- イエローブーツ
- 強い女
韓国映画
- 本校のE.T
- 凍った花
- ノリガエ
イ・ソンニョル判事役/ソ・テファ
韓国の俳優、1966年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- キムチでチーズ・スマイル
- ドラマシティー 世の果ての涙
- 朝鮮推理活劇 チョン・ヤギョン
- 夜叉
- ピオラ花店の娘たち
韓国映画
- 営倉物語 短編
- オクスタン(玉水湯)
- キスしようか?
- チャン/最高
- ドクターK
ヒョン・ソンボン役/キ・ジュボン
韓国の俳優、1955年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- ゴールデンクロス
- リセット
- じっと立ち止まろう
- スーパーマン時代
- プロデューサー
韓国映画
- ロニーはどこにいるの…
- リフティングキングコング
- 決して私のものではない
- ママの休暇
- ベジタリアン
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」のあらすじ

ある日、若い女優ジヒ(ミン・ジヒョン)が自殺し、メディアはエンターテインメント業界で苦労している芸能人に対する性的搾取を激しく非難することで対応します。
ジヒは新聞界の大御所、映画監督、放送プロデューサーに残酷に利用されていたことが明らかになりました。
イ・チャンホ(マ・ドンソク)は、かつて韓国新聞社の記者であり、現在はウェブニュースキャスターです。
イ・ジャンホのもとに、自殺した女優からある書類が届き、女優の死に芸能事務所の社長が深くかかわっていると確信したイ・ジャンホは、女性検事と事件の闇を暴こうとします。
しかし、そんな彼らを見えない巨大な力が妨げてきます。
ジャンホと女性検事の奮闘にもかかわらず、証人も出てきて証拠も揃ったのに、大きな力の前では何の役にも立たず、犯人を追い込むことができなかったのです。
映画の最後、エンディングロールの冒頭に「女性演技者の45.3%が酒席同伴の要求を受け、62.8%は放送関係者や社会有力人士(人物)に対する性接待提議(提案)を受けた経験があると回答した。(国家人権委員会2010年「女性演技人人権侵害実態調査」)。」と、上のメッセージが流れました。
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」のネタバレ含む感想
ドンソクさんファンなので
— chiakiii (@chiakiii1204) March 5, 2022
ずーっときになってて
アマプラで見放題になったので
今観ていますが。。。
酷い。。実話なんて。。悲し過ぎる。。#おもちゃ#おもちゃ玩具虐げられる女たち#韓国映画#実話ベース#マ・ドンソク pic.twitter.com/q5hdzvdjbn
昔から芸能界では「枕営業」をしないと仕事がもらえないということは、よく聞いていましたが、日本だけではなく海外のほうがもっとすごいなと思いました。
欧米では「#Me Too」という言葉が流行っているように大きなうねりになっているようですが、日本はイマイチでした。
しかし、最近日本でも有名映画監督、遅咲きの個性派俳優がセクハラをしていたということをネットニュースで報道されていました。
大勢の人がひしめいている世界だから、実力や才能だけでは売れないので仕方ないとしても、そういうのを聞くと気分が悪くなります。
日本でも有名な女優、俳優さんも枕営業で売れた人がいると聞いたことがありますが、とても残念です。
でも、日本では韓国のように、性被害によって自殺をされた女優さんがいるとは聞いたことがないです。
でも、私が知らないだけで、引退や死亡の事例があるのかもしれません。
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」のみどころ
ジャーナリストと女性検事が加害者を追い詰めていく姿がとてもワクワクします。
結局、亡くなった新人女優のマネージャーが女優の日記を持っていて、その在り処をジャーナリストがマネージャーに提出するように説得していくのは見どころです。
結果は残念だったのですが、この映画で韓国の芸能界の闇が描かれたので功績は大きいのではないかとと思います。
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」のまとめ
韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」が公開されると、韓国ドラマ「花より団子」に出演していた女優チャン・ジャヨンの実話をベースにした映画ということで話題になりました。
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韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」で扱う内容が内容だけに、企業やマネージメント会社から十分な出資を受けられず、大物俳優の出演辞退も重なり、クラウドファンディングによって製作費が集められました。映画のエンディングロールでは、凡そ500名ほどもの個人名が「後援者」として掲げられています。
そんな韓国の芸能界の闇を描いた韓国映画「おもちゃ~虐げられる女たち~」。韓国の芸能界の現実をみてみる勇気はありませんか?

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