韓国映画「オールドボーイ」は2003年公開されたR15+指定の韓国映画です。
韓国映画「オールドボーイ」というと、グロいのか、怖いのか、みても大丈夫か?といった疑問を持つ人が多いようですね。
そこで今回は、実際にみた私が、韓国映画「オールドボーイ」がグロいのか、怖いのか、あらすじ・ネタバレ含む感想を紹介していきます。
「オールドボーイ」はグロい?怖い?
韓国映画「オールドボーイ」はグロい映画ではありません。
いわゆるホラーとか、ゾンビといった人間以外が人間を襲う物語、一般的なよくある「怖い」映画ではありません。
韓国映画「オールドボーイ」が描く「怖い」といわれているところは、人間の外界に存在するものではないということ。
そもそも、彼がなぜ、監禁され、突然解放されたのか…
チェ・ミンシク演じる主人公オ・デスと共に謎を解いた先に待っているものの中に、本当に「怖い」ものが待っているのです。
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本当の「怖い」ものとは何でしょう。
それは、人間が人間を憎む心だと思います。
この韓国映画「オールドボーイ」は、ラストにそれが怒涛の如く現れます。
本当に怖いものの正体を知った時、一番怖いものが姿を現すのです。
韓国映画「オールドボーイ」が復讐ノワール、復讐3部作といわれる理由でしょう。
「オールドボーイ」グロい?怖い?あらすじ
ひとりの男の主眼ショットから韓国映画「オールドボーイ」は始まります。
ここはどこでしょうか。
どうやら、この男は監禁されているようです。
だれに?
何の目的で?
この男自身にも、見ている側にも分かりません。
どうやら、何と15年もの間、監禁されていたことがわかってきます。
そして、韓国映画「オールドボーイ」は突然、急に走り出す列車のように前方の視界が開かれていきます。
この男、ジ・オスはある日突然この監禁生活から解放されます。
一体、なぜ俺は監禁され、また、突然それが解き放たれたのか…
彼はその謎を追うために動き出します。
彼を助ける謎の若い女性も現れ、それを解いていくのですが…
「オールドボーイ」グロい?怖い?ネタバレ含む感想
韓国映画「オールドボーイ」の監督は世界的にも有名なパク・チャヌクです。
彼は韓国映画「オールドボーイ」で、一気に韓国で最も有名な映画監督のひとりになります。
そして、韓国映画「オールドボーイ」は、韓国映画「復讐者に憐みを」と韓国映画「親切なクムジャさん」と合わせて、パク・チャヌク監督の復讐3部作と呼ばれ、韓国映画「オールドボーイ」
は第2章とも言われています。
よく言われる『衝撃の結末!』とは、韓国映画「オールドボーイ」に最も当てはまる言葉だと思います。
結局何が怖いって、人間ほど怖いものはありません。
人が人を憎み、それを実行に移す時、人間は悪魔に変わっていきます。
悪魔は、命を取るなどという生優しい、中途半端な復讐はしません。
だって命を奪ってしまったら、その人は意識をしなくなり、恐怖から解放されてしまうからです。
行きながらもがき苦しませる方法を悪魔は仕掛けるのです。
でも、みる側の人間はこの恐怖が実はたまらなく好きなのです。
人の隠していた悪魔を呼び覚ますような快感を韓国映画「オールドボーイ」は持っています。
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