「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」は、Facebookを通じて知り合った国際カップルの実話の恋愛を描いていて、気楽にのんびりと見られる映画です。
日台合作映画と紹介されていますが、Wikipediaには合作の表記はありません。台湾製作の映画です。
今回は「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」の原作やモデル、キャストやあらすじ、ネタバレ含む感想も紹介します。
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」の原作は?

東日本大震災をきっかけに、Facebookで知り合った日本人男子と台湾人女子が、出会ってから結婚に至るまでの実話をまとめた「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」が「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」の原作です。
小説と言うよりも、フォトエッセイのような作りで、非常に読みやすく、すぐに読み終わります。
台湾人女子のリンちゃんは、日本人男子モギさんとの恋愛プロセスを包み隠さず、面白おかしく書くので、笑いながら読めますよ。
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」のモデルは?
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」は台湾女子と日本男子のノンフィクション・ラブストーリーを描いたもの。
モデルとなったのは、台湾女子がリンさんこと、林薏涵さんで、日本人男子がモギさんこと、茂木洋路さんです。
映画でこの2人を演じるのは、台湾女優のジエンマンシュー(簡嫚書)と、俳優でタレントの中野裕太です。
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「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」の主なキャスト
リン(リンイーハン/林薏涵)役/ジエンマンシュー(簡嫚書)
1988年生まれ、女優、台湾
主な出演作品
台湾ドラマ
- あの日を乗り越えて(那年、雨不停国)/リンユージン(林雨菁)
- シュガーケーキガーデン(翻糖花園)/ジェンミーエン(鄭米恩)
- 愛情急整室~Love Sos~/トンリン(童琳)
- R.I.P霊異街11号(霊異街11号)/ションイン(盛音)
- お仕事です!~The Arc of Life~(她們創業的那些鳥事)/リンメイジー(林美季)
中国ドラマ
- 台湾往事~The Bitter sweet Taiwan~/シエシュアンメイ(謝双美)など
モギ(茂木洋路)役/中野裕太
1985年生まれ、俳優、タレント、日本
主な出演作品
日本ドラマ
- リッチマン、プアウーマン/坂口哲也
- 探偵の探偵/升瀬淳史
- 警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~SEASON4/神沼洋
中国映画
- 男たちの挽歌REBORN(英雄本色2018)/岡村など
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」のあらすじ
Facebookで、台湾が東日本大震災が発生した日本へ、義援金を送る記事を見た台湾人のリン。
「がんばれ日本」とコメントすると、「ありがとう台湾」と日本人からコメントが返ってくる。
日本人のモギは、台湾人に興味を持ちリンと会う為に、初めて台湾を訪れる。
その後は、お互いに好意を持ちながら、楽しく連絡を取りあい続ける。
しかし、情熱はあるもののシャイで口下手なモギは、リンに自分の胸の内を明かせず、リンのほうも、元カレが突然家にやって来たり、母親にモギとの交際を頑なに反対されるなど、前途多難。
2人は、問題をクリアして幸せになれるのか…
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「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」のネタバレ含む感想
モギのヘタレっぷりに、ちょっと呆れました。
リンが、Facebookに元カレからのバースデープレゼントを載せた時は、すっかりいじけて。
心配して連絡してきたリンを無視して、彼女の片思いみたいになってるじゃない。
自分だって、彼女が好きなくせに。
カッコつけるのも、大概にしてと思っていましたが、最後までリンに押されていましたね。
リンへのバースデープレゼントのタンブラーは、中国語では「ベイズ(杯子)」。
「ベイズ」は、台湾や中国では「イーベイズ(一輩子)」に繋がり、一生という意味。
モギには、そこまでの考えもなかっただろうし、そういう意味も知らなかったけど、本当にそうなるの。
リンが、母親と揉めて大ゲンカしてるのを見たモギは、中国語でリンの母親をなだめる。
たどたどしいながらも、彼が中国語を話せると知ったリンは、ある言葉を母親に話してとモギに頼む。
それは「請把女兒嫁给我(お嬢さんを僕にください)!」。
これを言われたら、許すしかないよね。
モギは、意味がわかってなかったけど(笑)
モギ役は、なぜ中野裕太なのかと思っていましたが、茂木洋路さんご本人に似てるんです、何となく。
ちょっと納得。
「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」は、休日に気楽に見れるし、とても楽しいですよ。
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「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」のみどころ
台湾で、初めて会ったリンに恋したモギ。
その瞬間に流れるキラキラした音楽が、モギの心情と楽しいことが始まりそうな期待を、感じさせます。
離れているからこその行き違い。
リンは、母親に元カレと再会させられ、元カレと復縁したと誤解するモギ。
モギが、誤解していると気づいたリンは、おそるおそる彼に国際電話をかけます。
冷たいモギの反応に、緊張した面持ちで話すリンの気持ちは、すごく理解できるところ。
誤解が解け、彼が台湾に行くと言うのを聞いた彼女は、跳びはねて喜びます。
モギから、バースデープレゼントを贈られて、嬉しそうなリン。
モギは、何も知りませんでしたが、このプレゼントは台湾人女子にとって、重要な意味があるのです。
一番の、見どころというかポイントは、リン役のジエンマンシュー(簡嫚書)でしょう。
彼女がいなければ、この映画は成り立たなかったのではと思えるほど、素晴らしかったです。
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