「華麗なるリベンジ」は2016年公開の韓国映画で、原題は日本語で「検事外伝」と訳し、監督・脚本はイ・イルヒョン、主演はファン・ジョンミン、カン・ドンウォンです。
韓国での観客動員数は970万人を突破し、2016年上半期の国内観客動員数1位を記録しました。
今回は、韓国映画「華麗なるリベンジ」のあらすじ・ネタバレ含む感想・みどころ、キャストも紹介します。
「華麗なるリベンジ」のあらすじ
血の気が多い検事ジェウクは、正義のためには容疑者に暴力を振るい白状させる人物です。
ある日、極東地区のリゾート建設工事に反対するデモに、暴力団関係者が紛れ込み、その一人で警官を瀕死に追い込んだジンソクという男が捕まりました。
ジェウクは、大物政治家が裏に絡んでると思い、ジンソクに暴行をふるい尋問しました。
ところが、彼は、命に係わるほどの暴力をした覚えがないのにもかかわらず、その翌日、ジンソクは息絶えていたのです。
ジェウクは殺人の容疑者となりますが、彼は先輩検事ジョンギルの助言どおり、正当防衛を主張して執行猶予付きの判決を得ようとします。
しかし、ジェウクは懲役15年の実刑が確定し刑務所に収監され、かつて捜査で暴行した受刑者たちに報復を受けます。
そんな中、ジェウクは刑務所の看守に、不動産に関する法律を助言したことをきっかけで、捜査で得た法曹界のノウハウを刑務所幹部に伝授し始めます。
5年後、ジェウクは「9番房の”先生”」という通り名で刑務所内カーストのトップになっていて潔白を主張する契機を見計らっていました。
ちょうどその頃、ジェウクは5年前にジンソクが参加していたデモの現場にいた前科9犯の詐欺師のハン・チウォンという青年が刑務所に入ってきました。
「ジェウクとチウォン」この2人の出会いが、華麗なる復讐劇の幕を開けたのです。
「華麗なるリベンジ」ネタバレ含む感想
この映画を見て、一般的によく「はめられる」ということを聞きますが、邪魔な人間を排除しようとすることは多かれ少なかれ、どこでもあると思います。
誰でもみんな自分のことだけでなく、その背後にいる人たちのことを考えるから悪にも善にもなり、自分自身、または背後の人物を守ろうとするのだと思います。
それに対し、主人公は悪を追求するのはいいのですが、暴力を行使し、そこを逆手に取られて「はめられた」のですから、行き過ぎた行為は身を亡ぼすと思いました。
「華麗なるリベンジ」みどころ
「華麗なるリベンジ」の見所は、実話ではないので何とも言えませんが、主人公と相棒の詐欺師が、どんな困難にも屈しないで乗り越えていく二人の姿です。
それに、コメディタッチの作品なので、詐欺師がふざけながら悪人を騙しているのがとても面白く、悪を持って悪を征すドラマの「クロサギ」に似たような気がしました。
詐欺師は頭が良くないとできないと言いますが、ニュースの報道を見ても、こちらも騙されないように賢くないといけないですね。
最後に、この作品は日本の「男はつらいよ」のように、シリーズ化になればと思います。
「華麗なるリベンジ」のキャスト
ピョン・ジェウク役/ファン・ジョンミン
韓国の俳優 1970年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- アクシデント・カップル
- 約束の恋人
- ハッシュ
- ナルコの神
韓国映画
- 工作黒金星と呼ばれた男
- 金の亡者たち
- ただ悪より救いたまえ
- 人質韓国トップスター誘拐事件
- 交渉
ヤン・ミヌ役/パク・ソンウン
韓国の俳優 1973年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- 愛の不時着
- ルガール
- スノードロップ
- ブラッドハウンド
- 国民死刑投票
韓国映画
- メソッド
- V.I.P. 修羅の獣たち
- 安市城 グレート・バトル
- 工作 黒金星と呼ばれた男
- 僕の中のあいつ
ハン・チウォン役/カン・ドンウォン
韓国の俳優 1981年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- 威風堂々な彼女
- 1%の奇跡
- マジック
韓国映画
- 1987、ある闘いの真実
- ゴールデンスランバー
- 人狼
- 新感染半島 ファイナル・ステージ
- ベイビー・ブローカー
ウ・ジョンギル 役/イ・ソンミン
韓国の俳優 1968年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- メモリ
- 取り巻き
- マネーゲーム
- ソウルメカニック
- リボーンリッチ
韓国映画
- ハント
- 覚えて
- 悪魔の取引
- ムーン
- ソウルの春
カン・ヨンシク役/ム・ウンス
韓国の俳優、1961年生まれ
主な出演作品
韓国ドラマ
- 大王世宗
- 漢城別曲
- 雪の女王
- 人生よ、ありがとう
- ファッション70s
韓国映画
- 外事警察その男に騙されるな
- ハナ 奇跡の46日間
- 不夜城の男
- 遠くの空
- タチャ・イカサマ師
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