韓国映画「コンジアム」と台湾映画「呪詛」のどっちが怖いのか、韓国映画「コンジアム」と台湾映画「呪詛」両方みた私が、理由を含めて、どちらが怖いのか紹介します。
韓国映画「コンジアム」をみてみたいのなら、こちらからみられますよ。
台湾ホラー映画「呪詛」はNetflixで配信されています。
「コンジアム」と「呪詛」どっちが怖い?
結論、台湾映画「呪詛」の方が怖いです。
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韓国映画「コンジアム」は、SNSで集まった陽キャの若者たちが、動画配信サイトで生配信をするために、世界でも有名な心霊病院へ潜入して怖い目に遭う話です。
対する台湾映画「呪詛」は、数年前に悪ふざけでとある宗教のタブーを犯した女性とその娘にふりかかる禍いの話です。
「コンジアム」は韓国映画で「呪詛」は台湾映画ですが、「呪詛」の方がよりストーリーが作り込まれていて、起こる怪異も気味が悪く、対処の仕様がない絶望感があります。
なので、「コンジアム」より恐怖度は高いと思いますよ。
「コンジアム」より「呪詛」の方が怖い6つの理由
ここからは、韓国映画「コンジアム」よりも、台湾映画「呪詛」の方が怖いと思う、具体的な理由になります。
「呪詛」は、虫が出てくる場面が多い
ホラー映画では、たまに虫を出して恐怖を演出する作品がありますが、台湾映画「呪詛」は虫の使い方が秀逸です。
台湾映画「呪詛」には主に芋虫、ゴキブリが出てきます。
台湾映画「呪詛」でルオナン(主人公)を襲う怪異は、邪神教の神による祟り的なものですが、怪異を起こす際に虫が出てくる作品は「呪詛」以外でも、非常に強い力を持つ場合が多いです。
だから、ホラー好きな人であれば繰り返し出てくる虫の場面を見て「あ、こればやばいやつか」と勘づく人もいると思います。
ゴキブリのちぎれた脚や芋虫が鞄から大量に出てくるなど、精神的に追い詰められるような場面が多くあります。
「呪詛」中の何としても娘を守りたい母の姿
「呪詛」では、過去の自分の行いを悔いながらも怪異から娘を守ろうと奔走するルオナンですが、容赦なく怪異に襲われます。
体調を壊して、どんどん衰弱していくドゥオドゥオ(娘)に何もしてあげられないルオナンを見ているだけでもどかしく底知れぬ恐怖を感じます。
絶対に失いたく存在にも容赦なく攻撃をしてくる異形の存在がとにかく怖いです。
自分のせいてドゥオドゥオ(娘)が病気になっていくことを、誰かに相談することも出来ないルオナンがかわいそうに思いました。
「呪詛」では関わった人々がみんな死んでいく
強い執着を持つ「呪詛」の怪異は、関わる人たちを1人残らず殺していきます。
ルオナンの6年前の彼氏とその弟、両親や相談していた警官、ルオナンの主治医や霊能者、ルオナンの今彼氏など次々に酷い死に方をしていきます。
目を伏せたくなるような場面も多くかなり怖いです。
高速道路にフラフラ出ていき、死んだルオナンの父親や、ガラス体験教室で熱々のガラスを口に入れて死んだり、建物ごと爆発して死んだ主治医の先生など、誰も助からないでどんどん死んでいきます。
ルオナンとドゥオドゥオが最後まで生きていることがめちゃくちゃ怖いです。
「呪詛」中のハッキリとは姿を現さない怪異の正体
「呪詛」に出てくる怪異は、ハッキリと自身の姿を現すことはありません。
虫を使ったり、ポルターガイスト現象やドゥオドゥオの身体を使ったりしながら、ルオナンを追い詰めていきます。
これは後から分かりますが、ルオナンを狙うのは、邪神教の神様であるために怨霊や妖怪とは違い特に姿がありません。
バーンと大きな音と共に幽霊が出てくるホラー映画とは違い、ジワジワ状況が悪くなって逃げ場を失っていくような絶望感があります。
「呪詛」の超怖いビデオカメラの映像
「呪詛」のキーアイテムであるビデオカメラは、ルオナンが恋人たちと動画を撮るために行った山奥の村での出来事を撮影したもので、物語中盤以降までは内容は明かされません。
見た人をみんな殺していくビデオカメラの映像は、村の禁足地である地下トンネル内部を撮影したものです。
しかし、あまりの異様さ、不気味さに1人で見るには気持ちが悪く、そこでルオナンたちに起きた出来事は、この世のものとは思えないくらい現世離れしており、異世界に来たかのような怖さがあります。
「呪詛」の怪異の姿とルオナンの真意
「呪詛」のラストでルオナンは娘を守るべく、全身にお経を書いてビデオカメラに映る地下トンネルに行きます。
そこにはルオナンを呪っている邪神教の神様がいます。
ルオナンは目隠しをし、神様の顔にかかる布を取ると、そこには抉り取られた顔面のような空洞の顔がありました。
顔の中はぶつぶつの肉塊が奥まで続いていて、今まで見たホラー作品の中で1番怖かった場面でした。
意味の分からない怖さと、神の怒りに触れることの取り返しのつかなさを感じました。
さらにルオナンは、映画の冒頭で邪神教の神から娘を守るために、とある呪文を作品視聴者に教えます。
この呪文こそ、呪いを拡散するためのもので、ルオナンは視聴者を巻き込み、ビデオカメラを家族や知人に見せることで、呪いの拡散をしながら生きながらえていたのでした。
最後にルオナンは全てを知っていたことを語り謝ります。
自分自身を含めた全てを犠牲にする姿に狂気を感じました。
「コンジアム」のあらすじ、ネタバレ含む感想を紹介
韓国映画「コンジアム」のあらすじ、ネタバレ含む感想をこちらにまとめています。
韓国映画「コンジアム」の怖いシーン、何分から始まるかをこちらにまとめています。
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「コンジアム」と「呪詛」どっちが怖い?のまとめ
韓国映画「コンジアム」と台湾映画「呪詛」のどっちが怖いのか、さまざまな意見がありますが、私個人としては台湾映画「呪詛」の方が怖いと感じました。
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