韓国映画「悪魔を見た」は放送ギリギリの作品でカットされたシーンもいくつかある、暴力的な場面がかなり多い映画です。
韓国映画「悪魔を見た」は有名俳優のイ・ビョンホン主演ですが、内容は引くほど残酷で嫌悪感を抱くような作品、まさに韓国ノワール!なかでも復讐ノワール、さらにスプレッター要素も兼ね備えた鬱映画です。
今回は、気まずい韓国映画「悪魔を見た」のあらすじ・ネタバレ含む感想・見どころを紹介します。
「悪魔を見た」は気まずい韓国映画!主なキャスト
スヒョン役/イ・ビョンホン
観終わったんやね😳確かにSHIKIちゃんには物足りなさそうやわ😅
— ren (@renkoro4) April 1, 2023
イ・ビョンホンの悪魔を見たって見たことある?私は怖すぎたやつなんやけどSHIKIちゃんは怖いんかなどうなんかなって思ってしまったわ😖 pic.twitter.com/ea0PdSCZNO
俳優、1970年生まれ、韓国出身
主な出演作品
韓国ドラマ
- 美しき日々
- IRIS-アイリス-
- イカゲーム
韓国映画
ギョンチョル役/チェ・ミンシク
チェ・ミンシクのことをミンシク卿と呼ぶのめちゃ良いすよね。 pic.twitter.com/SXJp9sB86l
— 三ッ井 秋/Aki Mitsui (@Akimitsui) March 30, 2023
俳優、1962年生まれ、韓国出身
主な出演作品
韓国ドラマ
- 愛と離別
- 白夜
韓国映画
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「悪魔を見た」は気まずい韓国映画!あらすじ
国家機関で働くスヒョンの婚約者ジュヨンは、雪の降る日に車が故障し、レッカーを待つ間に異常快楽殺人者のギョンチョルに襲われて、生きたままバラバラにされ殺されてしまいました。
ジュヨンの遺体を見たスヒョンは、ギョンチョルへの復讐を誓います。
ジュヨンを殺したギョンチョルを見つけたスヒョンは、ギョンチョルを痛めつけては解放します。
その間もギョンチョルは、タクシー運転手や女性を無差別に殺していきます。
殺害現場に現れては、ギョンチョルを痛めつけるスヒョンも、だんだんと狂気を帯びていきます。
そんな事が繰り返される中で、ギョンチョルはついにスヒョンの家族に目をつけます…
「悪魔を見た」は気まずい韓国映画!ネタバレ含む感想
序盤から激しい暴力シーンが多く、直視できないような作品で、まさに韓国ノワールでした。
スヒョンはジュヨンを殺された恨みからギョンチョルを探し出し、タコ殴りにした後、発信機を飲み込ませて捕まえずわざと逃がします。
ギョンチョルは何故逃がされたかは分かりませんが、すぐに気を取り直して、懲りずに目についた女性を強姦、殺害していきます。
快楽殺人者であるギョンチョルには殺人仲間もおり、仲間も同じようにヘラヘラと女性の命を奪います。
凄惨な映像が繰り返されて見るのが苦痛になるような鬱映画でした。
ギョンチョルが殺人をしようとすると、スヒョンが現れてボコボコにします。
段々と暴行も過激になっていき、身体が不自由になっていくギョンチョルは怯えます。
肝心のジュヨンの仇を取ることはある意味上手くいきますが、ギョンチョルも異常なのでだんだんに自身が追い詰められることを楽しみだしてさらに狂っていきます。
スヒョンはギョンチョルを野放しにしていたことで新たな事件が起こります。
「悪魔を見た」は気まずい韓国映画!見どころ
バイオレンスアクションが好きな人は韓国映画「悪魔を見た」を楽しめると思いますが、女性をめちゃくちゃにして殺害する場面が多いので女性は気分が悪くなるかもしれません。
ギョンチョルは稀に見るクズで、最低最悪の殺人者であり、未成年も関係なく手を出すので、見るに堪えない描写が多いです。
見た目、言葉、行動全てに嫌悪感を抱くことができます。
スヒョンの死んだような顔も見どころですが、韓国映画「悪魔を見た」では、スヒョンはギョンチョルを追い詰めるのに、決してヒーロー的な存在ではなく、ただ犯罪現場に現れては、ギョンチョルを痛めつけて逃すだけです。
その過程で、たまたま命拾いした被害者もいれば、死ぬ被害者もおり救いようがありません。
韓国映画「悪魔を見た」は2時間以上と長いですが、ショッキングな場面、性的な場面が多く倫理感ゼロの描写に呆気に取られているうちに終わるので長く感じることはありません。
ラストシーンで復讐を終えたスヒョンがスッキリもせず、前も向けずに苦しんだままで報われない胸糞な作品でした。
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